V8×6速MT搭載!? 「謎の和製スーパーカー」実車公開! 斬新レトロ顔&2人乗りの完全新型マシン展示!? 発売は?
2024年6月22〜23日にかけて、横浜みなとみらいで開催されたGREEN×EXPO2027の1000日前イベントに、「J-BEVU(ジェイベイブ)」が手掛けるレトロチックコンセプトカーが展示されました。
レトロフューチャーな和製スーパーカー「GRAN TURISMO」が登場!
J-BEVUは現在開発中の新たなコンセプトカー「GRAN TURISMO」を横浜で開催されたイベントに展示しました。
2024年6月22日、23日の2日間で開催された「GREEN×EXPO2027の1000日前イベント」。
このイベントは、横浜発の「グリーンシティ」を提示し、自然と共生した持続可能な社会実現へ向け、園芸やインフラなど、さまざまな展示がされます。
J-BEVUは、今回GREEN×EXPOの1000日前イベントに参加し、豊かで夢のあるモビリティー社会の実現に向け、国内商業生産メーカーとして展示をおこないました。
千葉県に本社を構えるJ-BEVUは、FRPの製造や加工技術を強みとし、レストア事業にも力を入れています。
そんなJ-BEVUが新たに開発したコンセプトカー「GRAN TURISMO」は、イベント上でも存在感を放ち、注目を集めていました。
GRAN TURISMOは、かつてのアメリカンスーパーカーを彷彿させるようなレトロなデザインが特徴的です。
軸間距離は2450mm、乗車定員は2人。ボディサイズは公表されていませんが、同時に展示されていたVEGAと同様、低い重心に全長のあるボディに設計されています。
エンジンはV型8気筒で、トランスミッションは6速MTが採用されています。燃料タンク容量48Lで、駆動方式はMR。
また、EV仕様も同時に開発されており、リチウムイオンバッテリーの搭載が予定されています。
ボディは懐かしさを感じるようなデザインになっていますが、なぜこのような見た目になったのでしょうか。
これについて、J-BEVUの担当者は次のように話しています。
「GRAN TURISMOは、レトロフューチャーというコンセプトで生産いたしました。
デザインに関しては、自社の保有しているパーツを組み合わせていった結果、このような形になりました。」
レトロフューチャーは、J-BEVUのコンセプトでもあります。
会社の持つ既存の部品を組み合わせた結果、まさにレトロフューチャーを象徴するようなデザインのGRAN TURISMOが誕生しました。
同じくレトロフューチャーのコンセプトで生産されたのが、昨年発表された超小型モビリティの「E-DRAGON」です。
E-DRAGONは原付一種(ミニカー)登録となる電気自動車(EV)で、バッテリーは鉛電池仕様となっています。
同様の超小型モビリティとして「EL2」も販売しており、こちらも電気自動車になっています。デザインはE-DRAGONとは対照的に未来的な印象を受けます。
E-DRAGONとEL2はそのコンパクトな見た目から「可愛い」と好評だったようですが、今回は打って変わってスーパーカー仕様のVEGAとGRAN TURISMOが発表されました。
一方で、E-DRAGONとEL2は1人乗りという点から、ユーザーから不便さを感じる声も多く、売れ行きは思うほど好調ではなかったとのこと。
加えて、ミニカー事業に参入する企業が増えてきたことや、昨今の不景気の流れを鑑みた結果、スーパーカーへ舵を切ることになったようです。
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懐かしさ溢れるレトロなデザインが特徴のGRAN TURISMOですが、現時点でもうひとつのコンセプトカー「VEGA」も用意しており、そのうちどちらか1車種を販売する予定とのことです。
最高速度や航続距離など、まだ未確定の情報も多く、デザインの確定も含め詳細は10月のジャパンモビリティショーで発表する予定となっています。
デトマソ・パンテラだ
ライと関係のデザインがセンスなし
パンテーラに似てる
ベース車なんだろう