【試乗】ホンダ「ステップワゴンSPADA」 大幅改良でどう変わった?(写真30枚)
ホンダ「ステップワゴン」が2017年9月、ビッグマイナーチェンジし発売されました。なかでも「SPADA」は外観を変え、ハイブリッドモデルも登場。どのように仕上がっているのでしょうか。
時代のニーズに対応、ハイブリッドモデルも追加
ホンダの主力ミドル級ミニバンである「ステップワゴン」が、登場からおよそ2年という短いスパンでビッグマイナーチェンジを行いました。
とはいえ、もともと走りの質感が高かった「ステップワゴン」だけに、現行モデルの改良というよりは「時代のニーズへの素早い対応」というのが今回のテーマ。
具体的に変更されたのは、「外観」と「パワートレイン」のふたつで、いまや「ステップワゴン」の販売の8割を占めるスタイリッシュモデル「SPADA(スパーダ)」のデザイン刷新と、ふたつのモーターがエンジンをアシストする「SPORT HYBRID i-MMD(スポーツ ハイブリッド アイ エムエムディ)」搭載グレードが新たに設定されました。
人気グレードである「SPADA」のテーマは「よりダイナミックに」。5ナンバーサイズにすっきり収まるデザインをよりワイドに見せることで、存在感を高めることが今回の目的だったようです。
そのために「ステップワゴン」の開発陣は、ヘッドライトのLED化によってエッジの効いたデザインを与え、グリルは幅広く厚みを持たせたデザインへと、フロントフェイス全体で“突進感”を表現したそうです。