沼津~下田 伊豆半島「信号ゼロ」へ”最後の区間”に反響多数!?「早急に完成して」「伊豆に必要」事業進行中の「伊豆縦貫道」どこまで進んだ!?
沼津~下田 伊豆半島「信号ゼロ」へ”最後の区間”に反響多数!?「早急に完成して」「伊豆に必要」事業進行中の「伊豆縦貫道」どこまで進んだ!?
伊豆半島の「背骨」つらぬく高速道路
伊豆半島で整備中の高規格道路「伊豆縦貫道」が、計画大詰めを迎えており、ネット上でも反響が集まっています。
いったいどのような道路で、計画はどこまで進んでいるのでしょうか。
伊豆縦貫道は、伊豆半島の最南端である下田までをつなぐ高規格道路です。新東名・長泉沼津ICおよび東名・沼津ICを起点に、三島市街を東に回り込み、修善寺を経由します。
完成すれば、伊豆半島の背骨を抜ける長い長い山岳区間の「国道414号」に代わり、スムーズな移動を可能にします。沼津~下田の所要時間は、わずか60分へ短縮されると見込まれています。
海側ルートの国道136号および国道135号もやはりクネクネの山岳区間があり、狭く渋滞もあります。伊豆半島にとっては悲願とも言える「まともな道路」が、この伊豆縦貫道です。
さて、伊豆縦貫道は、沼津~修善寺~月ヶ瀬までが開通しており(一部は別路線)、本格的な山岳区間の手前までは信号無しで高速移動できるようになっています。修善寺IC~大仁中央ICのみが有料区間で、残りは無料で通行できます。
半島南部では、下田市街の区間が「河津下田道路」として事業化されており、狭隘区間を一気にショートカットする河津七滝IC~河津逆川ICが先行開通しています。
そのあいだの、天城峠を越える山岳区間が、一番の難所となっています。
長らく「検討区間」のままでしたが、2021年についに概略ルートが決定。都市計画決定と環境アセスメントの手続きがはじまりました。
2023年には、本格的な峠区間の手前までの北半分が、ついに事業化。現在は測量や土質調査、設計の段階に入っています。
残る峠越えも先述の手続きは終わっており、追って事業化の時を待っています。
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この伊豆縦貫道の進行状況に対し、ネット上では「早急に完成させてください」「下田行こうと思っても、あの距離感を考えるとなかなかウッとなるよね」「今の伊豆半島の下道全部ダメ。伊豆半島に高速必要です」「はよ全通たのむ」など、開通に期待する声が聞かれました。
その一方で「道路が出来て便利になるのはいいけど、個人的には一般道のクネクネ坂道も海の見える道でのんびり行くのも…」というコメントも。
また「修善寺道路をETCで通り抜けられるようにしてほしい」「途中でやたら料金所あるのなんなん。ETC使えないし」「4車線化もしてくれないと結構混むんだよね」など、開通区間にも改良を望む声も見られました。
殆どの区間で片側1車線のセンターポール有り、登坂車線の設置も無し、追い越し車線も三島塚原付近しか無いため、速度一定で走れない車や大型トラックなど勾配区間で速度低下することですぐ渋滞起きてるし、一般道と違い、センターポールのために、Uターンも反対車線使った交互通行も出来ず、即通行止め。一般道よりも酷い状況が作り出されてしまっている。
いくら信号無しでも、延々片側一車線で一般道のような自由が全く効かない道路構造を、実状に則した改善していかないと、本当に効果ある道にならない。