いすゞ新型「7人乗りSUV」登場! スポーティ&タフな本格派「MU-X」の魅力とは! 人気の理由を「生産国」タイから解説!
アジアをはじめとする世界各国で販売され、人気となっている本格SUVがいすゞ「MU-X(ミューエックス)」です。日本未発売のモデルで特に生産国のタイで人気だというのですが、どのような魅力があるのでしょうか。
ピックアップトラックベースのいすゞ「MU-X」とは?
タイをはじめASEAN地域や豪州、中東、中米など、世界60か国で展開され、人気となっているのが、いすゞ「MU-X(ミューエックス)」です。
2002年にSUVも含め乗用車の製造販売を終了したはずの「いすゞ自動車」ですが、ピックアップトラックの「D-MAX(ディーマックス)」から派生したSUV(正式にはPPV/ピックアップ・パッセンジャー・ヴィークル)であるMU-Xが注目を集めています。一体どのような魅力があるのでしょうか。
乗用車の販売を廃止し商用車だけのラインナップとなったことで、日本市場では「はたらくクルマ」のイメージが強いいすゞですが、実は1933年から自動車を作り続けている長い歴史があります。
2002年の乗用車部門撤退までには「117クーペ」や「ジェミニ」「ピアッツァ」といったいくつもの名車を輩出してきました。
またトラックやバスの製造技術を生かしたクロカン「ビッグホーン」も製造していましたが、より扱いやすいサイズで開発されたのが、1989年に登場した「MU(ミュー)」です。
デビュー当時は本格派クロカンなのに2/3ドアという特殊なモデルで、その後5ドアの「ミュー・ウィザード(2代目からは「ウィザード」に変更)」も存在しました。
そして今回の主役であるMU-Xは、D-MAXと共通のコンポーネンツを使用しつつも、ミューの系譜を受け継いだ車名を採用しています。
現行モデルは2020年10月に発表された2代目で、ラダーフレームを用いたボディは全長4850mm×全幅1870mm×全高1875mm、ホイールベース2855mmと大柄。
乗用として使えるほどの装備と快適性を誇り、さらに3列シートを装備することで7人が乗車でき、ミニバン的な使い方も可能にしています。
パワーユニットは、1.9リッターと3リッターのディーゼルエンジンを搭載。駆動方式は4WDとFRが選べるという本格派SUVとなっています。
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直近では2024年6月に大幅改良モデルを発表。外観デザインが大幅にアップデートされ、フロントバンパーに新たにエアカーテンを採用することで、エレガントさと俊敏かつモダンな印象にくわえて、高い空力性能も両立させました。
インテリアはインパネ、シート、ドアトリムを刷新し、細部の作り込みと質感へのこだわりを徹底。先進性、高級感、機能性がより高い次元へ引き上げられています。
先進機能では、新世代ステレオカメラの採用により、交差点進入時の対向横断歩行者、後退時や後側方車両の検知が可能になりました。さらに、外気温が低い時にカメラレンズ周囲の曇りを防ぐ機能や、サラウンドビューモニターシステムも搭載されました。
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