歩行者の街「下北沢」が大変貌!? 東口にズドンと「駅前ロータリー」誕生へ 「茶沢通り」直結で送り迎えも可能に いつ完成するの?
いつ開通するの? 工事は進んでいるの?
気になる進捗ですが、2006年に事業認可されたあと、2022年度完成予定になっていたのが、「2028年度の完成を目指します」と変更されて今に至ります。
開通が遅れている要因は、駅前の線路跡ではなく、そこから東西に延びる「補助第54号線」の部分。なにせ店舗ひしめく繁華街のど真ん中をつらぬくため、権利者も多く、用地交渉に時間がかかっていると都は説明しています。
とはいえ、ほとんど何も進んでいないわけではないようです。現地では、T字路西側を中心に、更地になった区画がちらほらと見え、航空写真ではうっすらと道路の線形が把握できるようになっています。
逆に東側はマンションやビルが建っていて、住民の移転や権利関係の調整などに一層の時間を要しそうです。
今のところ行き場所の無い駅前ロータリー部でも、毎年予算がついて、少しずつ体裁が整えられています。2023年度は歩道ブロック舗装と植樹とベンチが整備され、2024年度は電気設備の地下化や街路樹、照明設備設置が予定されています。2025年度には、ロータリー舗装も仕上がり、いよいよ完成形が見えてくる段取りになっています。
ちなみに、補助第54号線のT字路周辺は、下北沢工区の「1期区間」です。ここが完成したあとは、「2期区間」「3期区間」の事業化をめざすとしています。2期区間は開通済みの東大北側までつなげるもので、3期区間は新代田駅前で環七通りへ直結する計画です。
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