「フロントガラス」が無い! 豪華内装の新型「2人乗りオープンカー」を初公開! 美しすぎる斬新スポーツモデル「新型B95」日本発表!
東京にあるイタリア大使館で、新たなオープンスーパーカー新型「B95」が初公開されました。
「フロントガラス」どこ行った!?
アウトモビリ・ピニンファリーナと日本で唯一オフィシャルパートナーを結ぶスカイグループ(東京都港区)は2024年5月10日、東京にあるイタリア大使館にてスーパーカー新型「B95」を日本およびアジア太平洋地域として初公開しました。
伊トリノを拠点とするピニンファリーナといえば、かつてフェラーリのデザインを多く手がけたことでも知られるイタリア最大のカロッツェリア(車体デザイン製造業者)。
2015年にインドの巨大コングロマリット傘下となり、2018年にハイパーEVの新ブランドとしてアウトモビリ・ピニンファリーナを創設しました。
その市販車第1弾である電動(EV)スーパーカー「バティスタ」をベースに、ルーフどころかフロントガラスすら取り払い、究極のオープンボディへとモデファイしたモデルが、今回発表された新型B95です。
この車名は、イタリアでオープンカーを表す「Barchetta(バルケッタ)」の“B”と、ピニンファリーナが来年2025年に創業“95”周年を迎えることを組み合わせたもの。
フロントマスクをはじめとした外装には、ベースモデルのバティスタとは全く異なるデザインが与えられているほか、イエローとグレーのコンビネーションカラーが特徴的で、さらに運転席前にわずかに用意された「風防」と屋根を閉じることを一切考慮しないスパルタンなスタイリングが、見るものに強烈なインパクトを残します。
搭載するパワートレインは、バティスタ同様に4基の電気モーターと120kWhのリチウムイオンバッテリーで構成されており、最高出力1900馬力・最大トルク2340Nmを発揮。
0-100km/h加速は2秒未満、最高速度は300km/h以上という驚異的なパフォーマンスを誇るといいます。
この新型B95はわずか10台限定で生産され、現在海外で公表されている車両価格は440万ユーロ(約7億4400万円)となっています。
近年、デザインの世界も人手不足だね。