ヨコハマタイヤの「あの顔」どこへ アメリカ発祥の「キモカワ」キャラ、いまも健在?
「スマイレージ」復活!?
――いつまで使われていて、なぜなくなったのでしょうか?
1980年代後半から、高性能・スポーツ向けとしてアルファベットによる「YOKOHAMA」の認知拡大戦略にシフトし、一般向けとしての「ヨコハマタイヤ」からイメージを転換したため、看板も徐々に赤と黒の新しいロゴ、つまり現在の「YOKOHAMA」ロゴに変更していきました。現在街で目にする「スマイレージ」の看板類はそれまでの名残だと思われますが、「皆様に親しまれる、楽しいタイヤ作り」という根幹はいまも変わっていません。
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「スマイレージ」は現在、「会社のシンボルマークなどの位置づけではありませんが、その存在は貴重な歴史的事実であり、少なからずファンの方もいらっしゃるので、当社の(『facebook』『Twitter』といった)SNS限定で使用しています」(横浜ゴム)とのこと。同社広報部の取材に「同行」することもあるそうです。
横浜ゴムはSNS上での「スマイレージ」について、「昔を知る方からは『懐かしい』、若年層の方からは『きもかわいい』と親しまれています」と話します。
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提供:乗りものニュース