日本初「ドライブスルー葬儀場」2017年内登場 葬儀の「簡素化」が求められるワケ

「ここまで簡素化していいの?」

――葬儀の「簡素化」ということなのでしょうか?

 はい。私も葬儀に関わる者として「ここまで簡素化していいのか」という気持ちもありましたが、少子高齢化によって葬儀参列者は全体的に高齢化しており、スタイルも変化しています。それに、喪主さんは「あの人は(葬儀に)来た、あの人は来ていない」ということをよく覚えているものです。それは、行きたくても行けないという方にとっても心残りになりますので、ひとりでも多くの方に参列いただくことが重要だと考えています。

――どのような葬儀での利用を想定していますか?

 特にどのような葬儀で、ということはありません。家族葬から社葬まで、広く活用していただければと思っています。

自動焼香システムのイメージ(画像:竹原重建/冠婚葬祭愛知グループ)。
自動焼香後、車内で合掌。写真はイメージ(画像:竹原重建/冠婚葬祭愛知グループ)。
ドライブスルーで参列した人の様子は式場内に映像で投影される。写真はイメージ(画像:竹原重建/冠婚葬祭愛知グループ)。

※ ※ ※

 体の不自由な人にとっては、クルマの乗り降りはもちろん、受付や焼香の列に並ぶことも大変だといいます。荻原さんは、このドライブスルーシステムを利用することで、参列にかかるもろもろの手間は「10分の1程度になるのでは」と話します。

【了】
提供:乗りものニュース

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