コンパクトな「新型キャンピングカー」を出展

　キャンピングカーの製造および販売をおこなうレクビィは、唯一の直営販売店「レクビィ オスト ベネヴェント」（神奈川県大和市）にて、2024年5月25日から6月2日まで「すこし小さめのキャンピングカーまつり」を開催。

　会場では、駐車場の関係でキャンピングカーの所有をためらっているユーザーなどに向けて、比較的ボディサイズの小さなキャンピングカーの展示を行っています。

　ここで展示されている最新のキャンピングカー 新型「レクビィ コット」とは、一体どのようなモデルなのでしょうか。

　新型コットは、レクビィとして初めてトヨタ「タウンエース」をベースに開発した、コンパクトなキャンピングカーです。

　同社が2023年に発売し好評を得ているキャンピングカー「ソラン」のテイストを引き継いでデザインされており、ライトブルーとアクセントのオレンジを活かした外観や明るいインテリアが特徴。

　断熱・制振加工は「吸音／遮音／制振材」「熱反射シート」「断熱シート」を3段重ねしており、年間を通じて快適に過ごせる性能が追求されました。

　さらに実用性を高めるため、100Ahのリチウムイオン電池や49リットルの冷蔵庫、エンジンを動かさずに稼働できるFFヒーターを標準装備しています。

　そんな新型コットのボディサイズは、全長4065mm×全幅1665mm×全高1930mm。キャンピングカーとしてはコンパクトな車体でありながら、大人5名が乗車し移動できます。

　また車内には1800mm×1200mmの大型ベッドを搭載し、大人2名が快適に車中泊することが可能。

　そのほか、外界とのコミュニケーションにも活用できるリアテーブルや、リアクオーターに小物を掛けられるサイドモールシステムを装備しました。

　この新型コットの搭載するパワーユニットは、全車とも1.5リッターガソリンエンジンで、車両価格（消費税込）は2WDモデルが470万8000円、4WDモデルが495万1100円です。

　また登録は8ナンバーのキャンピングカー登録となります。