全長4.9m超え! マツダ「新型“最上級”セダン」登場へ 流麗ボディ×上質内装採用! 「次期マツダ6」思わせる「EZ-6」 どんなモデル?
日本では最上級セダン「MAZDA6」の販売が終了したマツダですが、中国では新たな上級セダン「MAZDA EZ-6」が発表されました。どのようなモデルなのでしょうか。
マツダの「FR高級セダン」登場へ
マツダは2024年4月にフラッグシップセダン「MAZDA6」の国内販売を終了しました。
日本市場においてはセダンのラインナップとして「MAZDA3 セダン」のみとなりましたが、その一方で国外では新たな上級セダンが登場しています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
MAZDA6(マツダ6)は当初「アテンザ」として2002年に登場。ミディアムセグメントの世界戦略車として、グローバルで展開していました。
2012年に登場した3代目では、デザインテーマ「魂動デザイン」やマツダ独自の低燃費技術「SKYACTIV」、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の採用など、マツダブランドを体現したモデルとなっていました。
一方で、国内ではセダンの需要が低下し、他メーカーにおいてもラインナップの縮小を余儀なくされています。
マツダ6についても、登場から10年以上が経過していたことからその去就についても注目されていましたが、国内販売を終了。上級セダンをもたないブランドとなったのです。
そうしたかな、マツダと中国・長安汽車の合弁会社である長安マツダは2024年4月25日に、「北京国際モーターショー2024」で新型セダン「MAZDA EZ-6」(以下EZ-6)を世界初公開しました。
新型EZ-6は長安マツダが開発・製造を行う新型電動車(新エネルギー車)の第1弾モデルだと言います。
エクステリアは、魂動デザインに加えてEZ-6独自の「Authentic Modern(オーセンティック モダン)」を合わせ、シンプルで伸びやかなクーペフォルムを通じて、新しさもありながらクルマが本来もつ魅力を表現したと言います。
ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mmです。
フロントフェイスは、マツダが公開しているコンセプトスポーツカー「MAZDA ICONIC SP」を連想させる大型グリルやボディサイドまで伸びるシャープな形状ヘッドライトを採用し、スタイリッシュに仕上げています。
ボディサイドは長いボンネットやテールまでなだらかに続く流麗なフォルムが目をひくほか、フラッシュドアハンドルなど、面の主張が少なく流麗な印象です。
リアは、半円型の4連ランプと横一文字のシグネチャーランプが組み合わされた斬新なテールライト形状で、格納式のリアスポイラーを装着するなど、先進感が表現されました。
インテリアは、ブラックとタンカラーによる2トーンのコーディネートでモダンな雰囲気を感じさせつつ、シフトレバーや物理スイッチが配されたコンソールや、液晶メーターと大型画面のインフォテインメントシステムなど、デジタルな世界観も持たせています。
シートはバケットタイプでスポーティな形状としながら、キルティングや中央にブラックのアクセントカラーを施されています。
インパネやドアトリムなどにもダブルステッチがあしらわれ、「CX-60」などの上級SUVとも共通性を感じさせる上質な仕上がりです。
さらに、助手席の大型オットマンや後席エアコン吹出口、大面積のパノラマルーフを装備しており、乗員が快適に過ごせる装備も採用されました。
パワートレインの詳細は不明ですが、BEV(バッテリーEV)とPHEV(プラグインハイブリッド)が用意されるとしており、航続可能距離はBEVでは約600km以上、PHEVでは1000km以上を想定していると明かされています。
駆動方式は後輪駆動で、サスペンション形式はフロント:ストラット式、リア:マルチリンク式を採用。ハンドリング面で理想とされる前後重量配分50:50を実現するなど、スポーティなモデルとしての側面も持っているようです。
新型EZ-6について、マツダはMAZDA6の後継車であるとは明言されていませんが、マツダのラインナップにおいてはアッパーミディアムモデルに「6」の名称が共通して用いられてきたこと、新時代のブランドの核を担うモデルである点など、MAZDA6と似ている部分が多くみられます。
なお、中国では2024年中の発売が予定されていますが、日本を含めた他市場への投入についてはアナウンスされていません。
「一方で、国内ではセダンの需要が低下し、他メーカーにおいてもラインナップの縮小を余儀なくされています。」
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