スバルの「最上級SUV」精悍デザイン×高級内装がスゴい! アウトドア最適な「アウトバック」とは?
スバル「レガシィ アウトバック」は同社のフラッグシップSUVとしてラインナップされています。一体どのような特徴があるのでしょうか。
「アウトバック」ならオン・オフどちらも楽しめる!
数あるスバルSUVのなかでも、フラッグシップモデルに君臨するのが「レガシィ アウトバック(以下、アウトバック)」です。
1995年に北米市場で誕生以来、乗用車とSUVを融合させたクロスオーバーSUVとして人気を集めてきました。
2021年10月にフルモデルチェンジが発表された現行モデル(6代目)は、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトで登場。
高効率な1.8リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンや高度運転支援システム「アイサイトX」といった最新の技術を組み合わせることでさらに進化しています。
現行アウトバックは、上質感とアクティブさを掛け合わせた外観が特徴です。力強さを強調したボディパネルとタフさを表現したクラッディング(フェンダーなどに装着する樹脂製パーツ)を組み合わせ、存在感のあるダイナミックなスタイリングを実現しました。
全長4870mm×全幅1875mm×全高1670-1675mmと、歴代モデルのなかでもっとも大きなボディとなりましたが、最小回転半径(5.5m)やミラーtoミラーの寸法は従来モデルから変えず、取り回しの良さをキープ。
また、低重心なボディやシンメトリカルAWDによる運動性能や、最低地上高は213mmと悪路を楽に乗り越えられる高さに設定するなど、本格的なSUV性能も備えています。
そんなアウトバックには、アウトドアでの使い勝手と上質さを兼ね備えた特別仕様車「Limited EX “Active × Black”」が2023年9月に新設定されました。
上級グレードの「Limited EX」をベースに、外観はブラック/ラスターブラック塗装のフロントグリルやブラックのリアバンパーガード、リアエンブレムを装着。
また、ボディカラーには専用色となる「カシミアゴールド・オパール」が設定され、プレミアムかつ精悍なスタイリングが特徴です。
ルーフレールもブラック塗装ですが、クロスバーをビルトインしており、キャリアベースを装着せずに荷物を積載することができます。
18インチホイールもスーパーブラックハイラスター塗装とすることで、足元の印象を引き締めました。
インテリアは、ブラック表皮巻きのインパネ・ドアパネルにシルバーのステッチが施されており、先進的かつ高級感が感じられるもの。
さらに、汚れや水分を拭き取りやすい、ブラック(シルバーステッチ入り)の撥水ポリウレタンシートを採用した、アウトドアに最適な仕様となっています。
今回、この特別仕様車を運転・乗車する機会を得ました。
実際に運転してみると、視界の良さが安心感につながっていることが実感できます。
また、1.8リッターターボエンジンは街中で日常的に使う領域で最大トルクを発揮することから、少しアクセルを踏むだけで楽に発進することができ、一般道でもストレスなく運転できました。
後部座席に乗ってみると、乗車スペースが広く確保されており、適度なクッション性で上質なシートの仕立てとも相まってゆったりとリラックスして移動することができるのは、さすがはスバルのフラッグシップSUVといったところでしょう。
広々とした室内空間に加えて、ワゴンSUVならではの特徴でもある、広い荷室も特筆すべき点です。
現行モデルでは室内の前後長を伸ばしてより快適な室内空間を実現しながら、荷室も奥行きと幅を広げてスバル最大級の広さを確保。
5人乗車でも荷室の広さは健在で、多くの荷物を載せることができるほか、多彩なシートアレンジと組み合わせることで長尺物も載せることが可能となっており、たくさんの荷物が必要なアウトドアでも重宝する荷室を備えていました。
街中ではスマートに乗れて、趣味やレジャーでもタフに使えるアウトバックは、オン・オフどちらも楽しめるモデルではないでしょうか。
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アウトバック Limited EX “Active × Black”の価格(消費税込)は451万円です。
専用装備を多数取り入れながら、ベースのLimited EXから11万円の上乗せにとどまっており、お買い得感のある特別仕様車だといえそうです。
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