トヨタ新型「ハイラックス」発表! タフ顔に“顔面刷新”! アドベンチャー仕様もある「本格トラック」越に登場
トヨタモーターベトナム(TMV)は2024年5月14日、ピックアップトラック「ハイラックス」の改良モデルを同市場で発売したと発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
顔面刷新の新型「ハイラックス」登場
ベトナムでトヨタの車両生産・販売を手がけるトヨタモーターベトナム(TMV)は2024年5月14日、ピックアップトラック「ハイラックス」の改良モデルを同市場で発売したと発表しました。
ハイラックスは1968年に初代が登場したミドルサイズのピックアップトラックです。堅牢なラダーフレームや四輪駆動システムにより、優れた悪路走破性と信頼性を両立。世界各国で高い評価を得ています。
現行モデルは2015年に発表された8代目。日本市場にも約13年ぶりに再導入され、人気を博しています。
ベトナムでは2009年にタイから輸入するかたちで販売が始まり、現在、2.4リッターまたは2.8リッターのディーゼルエンジン車がラインナップされています。
最高出力/最大トルクは2.4リッター車が148ps/4000Nm、2.8リッター車が201ps/500Nm。
4WDシステムはパートタイム式で、2.4リッター車には2WDモデルも用意。いずれもダブルキャブ(4ドア)です。
2.8リッター車は内外装でも差別化が図られています。素地のバンパーガードやオーバーフェンダーなどが装備された「アドベンチャー」仕様となっており、ダイナミックな存在感と逞しさを感じさせるデザインとなっています。
今回の主な改良点は、まず2.4リッター車を対象としたフェイスリフトです。フロントグリルをハニカム状とするなどで力強さを表現したといいます。
コックピットは2.4リッター車、2.8リッター車ともに9インチインフォテインメントタッチスクリーンを設定したほか、2.8リッター車には2ゾーン独立調整エアコン、360度カメラ、死角警報システムを装備するなどし、快適性と安全性の向上が図られました。
ボディカラーはパールホワイト、シルバー、グレー、ブラック、レッド、ブルーの全6色。価格は2.4リッター車が6億6800万ドン(約405万円)から、2.8リッター車(アドベンチャー仕様)が9億9900万ドン(約605万円)となっています。
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