超高級! メルセデス・ベンツ新ブランド「ミトス」始動! 第1弾は“屋根なし窓なし”スーパーカー 限定250台「ピュアスポーツ」 世界初公開
メルセデスAMGは2024年5月22日に、新たな限定車「Pure Speed Concept(ピュアスピード コンセプト)」を発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
新ブランド「ミトス」の第1弾
2024年5月22日、メルセデスAMGは同月26日に開催されるF1モナコグランプリに先駆け、モナコのヨットハーバーで「Pure Speed Concept(ピュアスピード コンセプト、以下ピュアスピード)」を世界初公開しました。
ピュアスピードは、メルセデス・ベンツの新たな超高級ブランド「MYTHOS(ミトス)」の最初のモデルになるといいます。
2022年5月、メルセデス・ベンツは、世界で最も価値のある高級車ブランドとしての地位を確固たるものにするため、新たな超高級ブランドとして、ミトスを発表しました。
現在、メルセデス・ベンツの超高級車ブランドには「メルセデス・マイバッハ」がありますが、ミトスはマイバッハのさらに上をいく存在として位置します。
少量の限定生産かつ、メルセデス・ベンツの最も熱心な愛好家やコレクターに向けてのみ展開する、超高級コレクターカーの新プログラムだといいます。
その第一段を担うのが、今回発表されたピュアスピード。
メルセデスAMG「SL」をベースに、純粋で妥協のないレースカーデザインや、革新的な素材、最新テクノロジーを用いて、メルセデス・ベンツの伝統や歴史をリスペクトしたものに仕立てられています。
まずエクステリアは、伝統的なメルセデスグリルを廃止し、シャークノーズを採用。
デザインは、メルセデスAMGの電動ハイパーカー「ONE」からインスピレーションを受けています。
その1つとして挙げられる車両下部のカーボンファイバー製のアクセサリーは、空力を改善すると共に、車体上部の官能的で丸みを帯びた形状と強いコントラストを生み出しています。
またカーボンホイールカバーはホイール周囲の空気の流れを最適化し、ブレーキ冷却を向上させるといいます。
ONE以外にも各所にモータースポーツへのオマージュが散りばめられ、シート後ろの2つのフライング バットレスは、1955 年にイタリアのミッレミリアで優勝した「300 SLR」、ボディからのル・マン・レッドは、1924年のタルガ・フローリオで優勝した、メルセデス車のカラースキームを彷彿とさせるものになっています。
インテリアにもモータースポーツのテイストを取り入れており、その1つとしてAピラーに代わるHALOシステムがあります。
これは2018年以降、すべてのF1車両に搭載されており、事故の際にドライバーの頭部を保護する役割を果たします。
また安全保護の1つとして、専用設計の空力的に最適化された2つのヘルメットも装備されます。
シートはSLの4人乗りのパッケージから、ピュアスピードは2人の2シーターへと変更。
さらにはルーフやフロントガラス、サイドウィンドウがないため、よりダイレクトなドライビング体験を楽しめるといいます。
その他、独自のカラーリングと装備コンセプトが採用され、ダッシュボード上のIWCシャフハウゼンがデザインしたカスタムクロックなど、限定車としての特別感を演出しています。
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メルセデスAMG ピュアスピードは、愛好家のためのユニークなドライビングマシンとし、トップセグメントにおけるメルセデス・ベンツの「最高峰のエクスクルーシブさ」を体現したといいます。
そんなスペシャルなマシンは限定250台とされ、最も熱心なメルセデス・ベンツ愛好家とコレクターのみが購入できます。
価格は公表されておらず、デビューは2025年を予定しているとのことです。
SLベースって、なんだかガッカリです。
しかもこれだけベースの面影が残っているのであれば、レクサスLMや光岡あたりとやってることは変わらないのでは…。メルセデス・ベンツの最高峰ですよね??
さらにこれだけ「AMG」をアピールするのであれば、AMGの上級ブランドでも良かったのでは?
これで「マイバッハより上」というのも個人的には理解できず…。
今後、ラグジュアリー系も登場するのでしょうか?
それもSクラスベースでマイバッハの上、とかやめてくださいね。