トヨタは2025年4月2日、「クラウン」の誕生70周年を記念した特別仕様車を「クラウンクロスオーバー」に設定し、発売しました。
　
　トヨタの高級車として知られるクラウンは、初代モデルが1955年に登場。2025年に70周年を迎えています。

　現行モデルは2022年から発売された16代目で、従来のセダンに加え、「クロスオーバー」「スポーツ」「エステート」といったSUVモデルもラインナップしました。

　今回、クラウン誕生70周年を記念した特別仕様車の第1弾として、「クロスオーバー RS“THE 70th”」および「クロスオーバー Z“THE 70th”」を新設定。

　外観は、「世界に誇る日本のクラウン」を表現した特別な仕立てとなり、ボディカラーに「プレシャスメタル×プレシャスホワイトパール」「プレシャスメタル×ブラック」といった、「日本の風景との調和」を表現したバイトーンがメーカーオプションとして設定されます（その他、標準設定色のバイトーンとモノトーンも選択可能）。

　さらに、マットブラック塗装の21インチアルミホイールやブラック加飾を施したトヨタエンブレムのほか、「THE 70th」ロゴをあしらった専用のサイドデカール（本特別仕様車のみのメーカーオプション）が備わりました。

　内装も、“特別な１台”を彩る専用アイテムを採用。特別内装色として「ブラックラスター」が設定されたことに加え、「THE 70th」ロゴ入りのプレミアムシフトノブ、インストルメントパネル（専用レーザー加飾）、クラウン専用キー、プロジェクションカーテシイルミ、マニュアルケースが採用されます。

　また、クロスオーバー RS“THE 70th”には、スポーツシート（スポーツレザー[本革]／レッドステッチ付）、ディンプル加工を施した本革巻き3本スポークステアリングホイール、アルミペダル（アクセル・ブレーキ）といった専用のスポーティアイテムが搭載されました。

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　価格（消費税込）は、ターボハイブリッド車のクロスオーバー RS“THE 70th”が680万円、ハイブリッド車のクロスオーバー Z“THE 70th”が600万円です。

　なお、このクラウンの特別仕様車は他のクラウンシリーズでも順次設定される予定となっています。