クルマに「鳥のフン」が落下! 放置すると「クルマが痛む」原因にも! 落とされやすい「ボディカラー」と手軽な“対処方法”とは

鳥のフンが「落とされやすい色」があった!

 ちなみに、イギリスでカー用品店を展開するハルフォード社が、鳥のフンを落とされやすいクルマの色を調べたところ、赤色が18%、青色が14%、黒11%という順位になりました。

「固まったフン」は水分でをふやかせて拭き取りましょう
「固まったフン」は水分でをふやかせて拭き取りましょう

 この調査に対しては「駐車する場所にも左右されるのではないか?」と懐疑的な意見も寄せられたそうですが、該当するカラーの人は念のために注意した方がいいかもしれません。

 では、実際にクルマに鳥のフンが付着した場合、早めに拭き取るのは当然として、どのように対処するのが正解なのでしょうか。

 まず可能であれば、ウエットティッシュなど市販の「ウエットタイプの洗浄シート」を付着した部分にしばらく置くなど、固まったフンをふやかせて拭き取りやすくすることは良い方法です。

 また拭き取る際に注意したいのが、砂ぼこりなどの汚れです。これらを一緒に強く拭き取ってしまうと、ボディ表面に“紙やすり”をかけたような傷が付いてしまいます。

 そのため、鳥のフンを拭き取る前には水を吹きかけるなどして、砂ぼこりを取り除くと安心して対処できます。

 そのほか手間とコストは掛かりますが、他の部分の汚れも気になるのなら、クルマ全体の手洗いや自動洗車機で丸ごとキレイにするのもひとつの方法でしょう。

 ちなみに、「虫の死骸」も酸や油分を含んでいるため、付着したまま放置すると塗装にダメージを与えます。

 これからの季節は夜間走行時は虫がクルマにぶつかり、虫の死骸が付着する機会が増えますが、これも鳥のフンと同様に早めに取り除くようにしましょう。

※ ※ ※

 このように、クルマに付着した鳥のフンは、放っておくとボディにダメージを与え、車体がサビびるなど面倒な状況を招く原因になりえるため、付着しているのを見つけたら早々に拭き取るようにしてください。

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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