クルマに「鳥のフン」が落下! 放置すると「クルマが痛む」原因にも! 落とされやすい「ボディカラー」と手軽な“対処方法”とは
クルマに「鳥のフン」が付着した際、小さい範囲であれば洗車を後回しにする人もいるかも知れませんが、実は鳥のフンは放っておくとクルマを痛める可能性があることを解説します。
放置すると「クルマ」にダメージが!
クルマの駐車中や走行中に「鳥のフン」がボディに付着してしまった経験のある人は少なくないでしょう。
あまりに広い範囲にべったり付いている場合は見栄えも悪く、早めに洗車するなどして対処するかもしれませんが、それが小さい範囲であれば洗車を後回しにし放置することもあるかもしれません。
しかし実は、この鳥のフンは放っておくとクルマに悪影響を及ぼしてしまうのです。
自動車ディーラーの整備士に、「クルマのボディに付着した鳥のフンを放置してはいけない理由」について聞いたところ、以下の回答がありました。
「それはボディに施したコーティングを鳥のフンが浸食する可能性があるからです。最悪の場合、コーティングだけでなく塗装面にまで影響が及ぼされることもありえます。
実は、鳥のフンは強い酸性の成分や油分を含んでいます。そのためボディに付着したまま放置すると、フンに含まれた酸がコーティングやクリアー層を溶かしたり、油分がなじんだりして、徐々に浸食が進んでいきます。
とくに日差しの強い時期は、コーティングやクリアー層が熱で柔らかくなるため、鳥のフンによるダメージを受けやすくなります」
こうして浸食されてしまった箇所は、よく見ると少しくぼんだような見た目になるといいます。
そして最悪の場合、塗装が剥がれてしまうまで浸食が進むことがあり、浸食された部分からサビが生じることも考えられるとのこと。
つまりクルマのボディにとって、鳥のフンは天敵といえるものなのです。
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