クルマに加工された「謎のツブツブ模様」なぜ必要? どうして車種によって有無がある? 気になる「不思議な印」の役立ち方とは
この「黒いツブツブ」は外せる?もっと追加できる?
では、このセンターバイザーの黒いツブツブを邪魔に思ったり不快に感じて、排除したいと考える人がいた場合、取り外すことは出来るのでしょうか。
この模様はセラミックをフロントガラスに焼き付けてあるため、ステッカーのように簡単に剥がしたり削ることはできず、また経年劣化で剥がれてくることも基本的にはありません。
逆に、自分でセンターバイザーを追加しようとする際には注意が必要です。
センターバイザーは車種によって有無や施工範囲に違いがあるため、たとえDIYでもっと増やしたいと考えても、フロントガラスにはスモークの透過度や貼付範囲などに厳しい制限が設けられており、その貼り付け方によっては違反となって罰則を受ける可能性があります。
そのため、基本的に純正で設置されたもの以外については、上記の制限を確認せずむやみに後付けすることは推奨されていないのです。
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過去には黒いツブツブではなく、同じような範囲に青や緑のスモークが採用されているクルマも見られました。
このフロントガラス上部のスモークは「トップシェード」や「ハーフシェード」と呼ばれる装備で、近年ではフロントガラス上部に安全装備や運転支援システムのセンサー類やカメラが設置されることが増えたほか、色がついていることでドライバーから信号の色が判別しづらくなるなどの理由もあり、現在の新車では採用するモデルは減っています。
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