MT装備! 丸目レトロな「和製スーパーカー」登場! ミッドシップ&軽量でめちゃ楽しそうな「トミーカイラ ZZ」米で落札
アメリカのオークションサイト「Bring a Trailer」で、伝説的な和製スーパーカーである「トミーカイラ ZZ」が出品されました。最終的な落札価格は4万250ドル(約622万円)でしたが、どのようなモデルなのでしょうか。
和製スーパーカー「トミーカイラ ZZ」がオークションに登場!
2024年4月17日、アメリカのカーオークションサイト「Bring a Trailer」で、1997年製の「トミーカイラ ZZ」が落札されました。
日本で作られた、貴重な少数生産のスーパーカーの詳細について見てみましょう。
トミーカイラは、かつて京都府京都市にあった自動車メーカー「トミタ夢工場」が手掛けた車両ブランド。1987年に「R31 スカイライン」をベースにした日本初の公認コンプリートカー「トミーカイラ M30」を皮切りに、さまざまな車両を送り出していました。
今回オークションに登場した「トミーカイラ ZZ」は、そのトミタ夢工場が初めて自社開発したスポーツカーであり、1996年から2000年の間に製造されました。その生産数は全世界で220台といわれています。
パワーユニットには、ミッドシップレイアウトで配置した日産の2リッター直列4気筒エンジン(SR20DE)と5速マニュアルトランスミッションを組み合わせています。駆動方式は後輪駆動です。
トミーカイラ ZZのフォルムは非常にシンプル。丸く大きなヘッドライトと、そのライトに合わせて盛り上がったボンネットデザインが印象的です。さらに側面から後部パネルにかけて、大胆なエアインテークが配されます。
車内も同様にシンプルなつくりで、黒のファブリックの固定式バケットシートや、MOMOステアリングホイール、露出したシフターリンケージを装備。アナログなメーター類や、ヒーターなどを操作する古めかしいコントロールパネルも相まって、戦闘機のコックピットをイメージさせます。
ただし落札された個体の車体下部には腐食もあるようで、その点が指摘されています。これまでの走行距離は2万6800マイル(約4万3100キロ)と記載されています。
最終的な落札価格は4万250ドル(約622万円)でした。
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