夢の「第2アクアライン」計画具体化近し!? 横須賀~房総半島つなぐ「東京湾口道路」に反響多数 「今すぐ作って」「超期待」東名から千葉南部で”最短距離”どうなる!?

神奈川県と千葉県をつなぎ、東京湾をまたぐ「第二のアクアライン」とも言うべき道路計画が、水面下で動き始めています。「東京湾口道路」という仮名称がついているこの計画に、SNS上でも様々な反響があがっています。

悲願の東京湾横断「第二ルート」

 神奈川県と千葉県をつなぎ、東京湾をまたぐ「第二のアクアライン」とも言うべき道路計画が、水面下で動き始めています。
 
「東京湾口道路」という仮名称がついているこの計画に、SNS上でも様々な反響があがっています。
 
 いったいどんな道路で、どんな声があるのでしょうか。

第2の東京湾アクアライン計画が進行中!?(画像:写真AC)
第2の東京湾アクアライン計画が進行中!?(画像:写真AC)

 東京湾アクアラインは、川崎市と木更津市をつないでいます。東京湾のなかでも都心寄りに架かっていて、横浜市やさらに南部の横須賀市、鎌倉市方面からは、かなり北上する必要があります。

 また、東名からアクアラインへは直結しておらず、保土ヶ谷バイパスなどを経由して移動する必要があります。

 そこで、南側に整備される構想があるのが「東京湾口道路」です。

 具体的には、横須賀市から、富津市へとつなぐことになっています。ここは東京湾のなかでも、特に狭くなっている部分。それぞれ観音崎と富津岬が突き出ているため、海峡部はアクアラインに比べて、遥かに短いものとなりそうです。

 まだ橋が無い現在は、横須賀市久里浜と富津市金谷の間を「東京湾フェリー」が結んでいます。行楽シーズンになると船の車両甲板はクルマで隙間なく埋め尽くされ、三浦半島と房総半島の車両輸送をせわしなく続けています。

 ここに橋が誕生すれば、アクアラインの混雑緩和に期待がかかるほか、房総半島南部方面へのアクセスが便利になります。

 さらに、近い将来、茅ヶ崎方面から圏央道が延伸し、横浜横須賀道路へ直結予定です。これにより、東名~圏央道~横須賀という東西ダイレクトアクセスが実現します。ここに「東京湾口道路」が伸びれば、東名~房総半島が文字どおり最短距離で結ばれることとなるのです。

 さて、実は近年、計画の具体化に向けて、房総地域の13市町(館山・木更津・茂原・勝浦・鴨川・君津・富津・袖ケ浦・南房総・いすみ・大多喜・御宿・鋸南)が結成した「房総地域東京湾口道路建設促進協議会」が、なんと9年ぶりに活動再開。さっそく昨年末、国へ要望を行っています。

 そもそも実現に向けて、国が最初にやる作業は何なのでしょうか。それは一般的に「計画段階評価」で、地域課題の整理や沿線ヒアリングを経て「概略ルート」を決定するプロセスです。

 そこで概略ルートが決まれば、都市計画決定と環境アセスメントの手続きが行われ、完了すれば事業化を待つ段階となるわけです。まずはこの「計画段階評価」の開始がカギになってくるでしょう。今年度は予算化されていないため、早くても2025年度以降になります。

 ネット上ではこの「第二アクアライン」に期待する声も多く、「今すぐ作ってくれぇぇぇーー」「はよ作ってくれ!2〜3年で!」「これできたら凄い!」「ヤバイ超期待」「それあと10年早く出来てたら人生違ってたかもしれないなぁ」「これが実現すれば千葉に行きやすくなるかな」「フェリーは混むし欠航もよくあるから道路ほしい」などのコメントが。

 いっぽうで「大昔から構想あるけどねぇ」「小学校の頃にもらった本で昭和64年開通予定って見た気がする」と、長い間夢物語で終わってきたこの計画が本当に実現するのか、懐疑的な声も。

 また「房総半島ってもっと発展するポテンシャルあるよね。先っぽって遠いのが問題」「リニア中央新幹線よりよほど現実的」「何かもう一つ後押しが必要な気がする。例えば、房総半島のド真ん中に国際空港を新設するとか」などのコメントもありました。

【画像】超便利!? これが第二のアクアライン「東京湾口道路」ルートです(地図)(30枚以上)

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6件のコメント

  1. 現状のままで良いと思う。
    千葉側の話だけど、富津岬に作るなら木更津からさほど離れていないから意味があるのか?疑問でしかない。
    これが金谷辺りに作るなら見方は変わるけど、どちらも漁業権などについてどのように考えてるのか?
    海苔養殖等に必ず影響が出るでしょう。
    観光業には良い話でも該当地域の事業に影響出るのは間違いないですね。

  2. 圏央道の関越~新東名を結ぶ区間、深夜~早朝を除けば混雑していて渋滞も日常茶飯事だ。首都圏を回避して常磐道と新東名を行き来できるのは有効でしょう。

  3. アクアラインの混雑緩和って、平気はガラガラなんですが?

    もし出来たとして、木更津より北に住んでいる人はアクアラインを使用して、木更津より南は人が住んでないから利用者が見込めず、横須賀からはそこまで観光客が多い見込めない。
    こんなの作りたいのは、地元に利益供与したい濱田議員だけ。

    東京湾の入り口をこれ以上狭くしたら、船舶どうするの?
    全部トンネルにするの?
    金は? もう採算の合わない公共事業やめませんか?

    • 平気ではなく、平日ね!アクアラインの平日でも
      ゴルフ場に向かう時間帯は、渋滞に近いです。
      勿論、返りもね。ゴルフだけでも
      ゴルフ場利用税だけで千葉県は年間39億円の税収
      全国1〜2位です。
      利用者から毎回1000円前後の直接税です。
      他に1.5〜3万円の消費税
      結局2千円〜4千円もの税収ですし、
      遠いので活用されない南部房総
      ゴルフ場からの税収が増えます。
      毎週ゴルフをする神奈川県民って
      とても多いです。見過ごせます?回収が吉です。

  4. そんなところを作る お金があるのなら
    圏央道の改良にお金を回してほしい。
    喫緊の課題すぎる。ちゃんと使える道にして欲しい。
    特に鶴ヶ島-海老名。ほとんどまともに機能していない。

  5. 去年あたりから定期的にこの話題がネット上に出てくるけどさ。実際は無理だから。
    地図上で見たら一番距離が近いから、ここを繋げばいいんじゃね?なんてのは小学生でもできる考えで。当然としてアクアライン計画時にも検討されてるのよ。でもそこには造れなかったの。
    全線が橋となると、下方を船舶を通過させる為に相当な高さで造らなきゃならない。全線トンネルとなると、思いの外海溝が深くて相当深く掘らなきゃならない。結局どちらもコストがかかり過ぎてNGになった場所のよ。もちろんコスト度外視なら造れると思いますよ。じゃあ、誰が金を出すの?って話。
    これから人口も減少するし、千葉県の東側は太平洋で他県と接続しているワケでもないので造ったところでさほど需要が無い。

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