日産「“次期”ムラーノ」まもなく登場! 24年中にも登場の新型「高級SUV」! 9年ぶり「国内復活」なるか!? 4代目ムラーノに望む姿とは

次期「ムラーノ」は「アリア」の上をいく「日産フラッグシップSUV」になり得る!

 日産にはクーペSUVのBEV(バッテリーEV:電気自動車)「アリア」もありますが、ボディサイズは全長4595mm、全幅1850mmと、ミドルクラスSUVに留まります。

 そのためラージサイズSUVを求める米国の顧客には小さく、アリアよりもワイドボディにする必要があるでしょう。

日産の新たな経営計画「The Arc」で公開された新型車群のシルエットのひとつが「次期ムラーノ」!?
日産の新たな経営計画「The Arc」で公開された新型車群のシルエットのひとつが「次期ムラーノ」!?

 ただし日本市場を考えるならば、全幅は1920mmに収めたいところ。つまりは、3代目ムラーノのサイズ(全長4887mm、全幅1915mm)を守ることが重要で、レクサス「RX」も全幅1920mmであることから、日本市場で許容できるギリギリのサイズと考えられます。

 またインテリアは、既に米国で販売されているアリアや「ローグ」(日本名「エクストレイル」)、「パスファインダー」などと同様に最新の日産流デジタルインフォテイメントを投入し、一気に若返りを図れば、次期型ムラーノは、かなり魅力的なクロスオーバーSUVへと生まれ変わるのではないでしょうか。

※ ※ ※

 かつてはムラーノや「デュアリス」、そして「ジューク」など、小型からラージサイズまでさまざまラインアップされていた、国内日産のSUV。

 ですが2024年4月現在は「キックス」、エクストレイル、そしてアリアの3台のみです。

 フラッグシップSUVとして次期ムラーノe-POWERを日本導入すれば、他車では得られない優越感や満足感が得られるフラグシップSUVになりうると考えられます。

 気になるのは高騰し続ける車両価格ですが、日産The Arcの計画の中では、2024FY(2025年9月)までに、e-POWERをICE車と同等のコストにすると目標を立てています。

 この計画が実現すれば、e-POWERは一気に主流となるはず。今後の日産には大いに期待したいところです。

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Writer: くるまのニュースライター 河馬 兎

お金と法律に関する複数の資格をもつWEBライター。好きな言葉は「お風呂」と「ハイボール」

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