よく聞く「特別仕様車」ってなに? “通常仕様”と何が違う? まさかのデメリットも存在! 満足できる新車の「選び方」とは
新車に時々「特別仕様車」が設定されることがあり、特別な装備や限定モデルなど、お買い得感があるように思われます。この特別仕様車のメリットやデメリットとは、どのようなものなのでしょうか。
「特別仕様車」って一体何?
クルマには、多くの場合、仕様や価格や異なる複数のグレードが設定され、通常のラインナップは「カタログモデル」と呼ばれます。
一方で、カタログモデルとは異なる「特別仕様車」が登場することがあります。主に期間や台数の限定モデルとして、お買い得感があるのは何となくわかるのですが、この特別仕様車が設定されるのはなぜなのでしょうか。
特別仕様車がどのようなタイミングで登場するのかというと、新車登場時の話題性やニュース性が落ち着いてきたタイミングに、主に販売促進を目的とした“起爆剤”として発売されることが多いようです。
どのクルマもデビューから数年経てば新鮮味も薄れます。そこで既存の廉価・中級グレードなどをベースに、上級グレードにしか装着されていないアイテムなどを追加して特別価格で提供したり、メーカーや車種の周年記念やレース勝利など、何かの記念と絡めて専用のボディカラーやホイールなどを装着したモデルが設定されるのです。
特別仕様車は、人気モデルにこそ設定されるという傾向があります。メーカーとしても人気モデルの売れ行きをキープしたいわけで、そのために装備を追加してお得感を演出してさらなる販売に繋げたいという意図があるのです。
また特別仕様車には、メーカーが主導して投入されるモデルと、販売会社や各地域のディーラー限定で独自に設定されるモデルといったように、大きく分けて2種類が存在。
いずれにしても、ユーザーにとってもお得ですが、実はメーカーや販売会社にとっても、特別仕様車は「買ってほしいモデル」というわけです。
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