なぜ「高速の渋滞」起きる? 交通量だけじゃない意外な「原因」 日本イチの渋滞「東名・大和トンネル付近」のイマは?
大型連休などでは、全国各地の高速道路で渋滞が発生します。渋滞発生にはどのような原因があるのでしょうか。また過去に日本イチの渋滞スポットと言われた「大和トンネル付近」はその後、改善されたのでしょうか。
高速道路で渋滞が起きるワケは?発生しやすい場所とは?
ゴールデンウイークや年末年始など、連休になると発生するのが高速道路の渋滞。
全国各地で渋滞は発生しますが、渋滞が起きる場所にはどのような原因があるのでしょうか。
またかつて日本イチの「渋滞スポット」としても知られた登場の大和トンネル付近は、現在どうなっているのでしょうか。

NEXCOなどのサイトでは、とくに混雑しやすい区間の渋滞予測もされており、ピーク時の混雑具合をシミュレーションすることもできます。
渋滞は交通量の多さや、工事や事故といった要因が挙げられますが、それ以外にも渋滞が発生しやすい区間には共通の特徴があることがわかっています。
高速道路のなかで、とくに渋滞が発生しやすい場所の特徴について、NEXCO中日本の担当者は以下のように話します。
「交通集中による渋滞が発生しやすい場所は、上り坂やサグ部(下り坂から上り坂に変化する箇所)。
トンネル入口など、気が付かないうちに速度低下してしまう場所や、インターチェンジ合流部など一時的に流せる交通量が不足する場所です」
つまり、上り坂やサグ部では無意識的に速度低下してしまうドライバーが多く、トンネル入口もトンネルの暗がりや圧迫感で一時的に速度が低下してしまうことがあるとのこと。
こういった速度低下が起きると、後続車との車間距離が縮まり、後続するクルマが次々にブレーキを踏むことになって渋滞が起きるという仕組みになっています。
さらに、インターチェンジ合流部や料金所付近では、合流や一旦停止に伴う一時的な交通容量の不足によって渋滞が起きることもあります。
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日本には、渋滞が起こりやすい高速道路の区間がいくつかありますが、とりわけ目立つのが東名高速道路の起点となっている大和トンネル付近です。
現状はどのような状況となっているのでしょうか。












































