スズキ新型「ワゴンR」公開! 両側スライドドア&丸目ライトがイイ! 3年ぶり顔面刷新で斬新「ニッコリ顔」になった「スマイル」何が変わったのか
2024年12月10日、スズキは後席スライドドア付きの軽ハイトワゴン「ワゴンR スマイル」のマイナーチェンジモデルを発表しました。どのような点が変更となったのでしょうか。
スマイル何が変わった?
スズキを代表する車種のひとつである「ワゴンR」の派生車種として、2021年9月に登場した「ワゴンRスマイル」は、ワゴンRの名前を冠するモデルとしては初めて両側スライドドアを備えたモデルです。
スズキにはスライドドアを備えた軽自動車として「スペーシアシリーズ」が存在していますが、スーパーハイトワゴンとなるスペーシアシリーズに対して、ワゴンRスマイルはそこまで背の高くないトールワゴンボディを採用。
また四角いボディのフォルムと丸目ヘッドランプなどにより、シンプルで愛着のわくデザインとすることで差別化を図りました。
そんなワゴンRスマイルが2024年12月10日、マイナーチェンジを実施して発売をスタート。
今回の仕様変更ではフロントマスクに変更が加えられ、フロントバンパーやフロントグリルに丸みを帯びた造形を採用することで、より優しく可愛らしいデザインとなりました。
ボディカラーには落ち着いた色味でありながら、個性が感じられる新色の「トープグレージュメタリック」をボディ色とルーフ色に採用。
「ソフトベージュメタリック」と「トーニーブラウンメタリック」を新たに設定し、2トーンルーフの組み合わせを刷新するなど、計12パターンのラインアップとなりました。
そして2トーンカラーのフルホイールキャップにはガンメタリック&ソフトベージュを新たに採用し、足回りが引き締まりつつ、淡いボディカラーともなじみがよい、大人可愛いコーディネートとなった点も特徴です。
インパネカラーパネルには、好評だったカッパーゴールドの差し色はそのままに新色として「リフレクショングレー」と「モスブルー」を採用し、フロントドアアームレストをインパネカラーパネルと同色にすることで、明るく上質な室内空間を演出しています。
内外装の変更だけでなく、先進安全装備は「デュアルカメラブレーキサポートII」へと進化し、低速時ブレーキサポート(前進・後退)や車線逸脱抑制機能、発進お知らせ機能(先行車・信号切り替わり)、標識認識機能など、最新の予防安全技術を標準装備。
さらにハイブリッドモデルには電動パーキングブレーキやブレーキホールドを採用し、それに伴って高速道路での運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]と車線維持支援機能が追加されているのもトピックとなっています。
そのほか、販売会社装着アクセサリーを拡充し、「ナチュラルシックスタイル」、「キュートスタイル」、「エレガントスタイル」、「クラシカルスタイル」、「シーサイドスタイル」と、ワゴンR スマイルの魅力をさらに引き立てる5つのコーディネートが用意。
より自分らしい1台を作り上げることができるようになった点も改良モデルの魅力と言えるでしょう。
従来型で好評だったポイントをより進化させた感のある改良版ワゴンRスマイル。新たに登場したキャラクターの「ちまいる」と共に、更なる人気を獲得することができるのでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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