クルマのバッテリー 結局「どこを触ると」危ないの? 「実際に感電したら」どうなる!? 怖いけど怖くない、でもやっぱり怖い「素人のバッテリー作業」とは

バッテリー交換やトラブル時の対応など、ボンネットを開けてバッテリーを触ることは少なくありません。しかし、車のバッテリーを触る際には感電の危険性があるため、正しい知識が必要です。

クルマのバッテリー どういう時に触る?

 クルマのバッテリーに触る機会は、普段はありません。しかし必要に追われて一度は交換する場面に遭遇する人もいるでしょう。そんな時に、「あれ?どうするんだっけ」と悩むかもしれません。
 
 困るのが、他のパーツと違い、「下手に触ると感電する」というリスクをはらんでいることです。一体どういうことに気を付ける必要があるでしょうか。
 
 また、「バッテリーで感電する」とは、具体的に何が起きてしまうのでしょうか。

バッテリーを触る作業、結局何がどう危ないのか
バッテリーを触る作業、結局何がどう危ないのか

 バッテリーに触る機会は、おもにメンテナンスや交換時です。また、もしヘッドライトの消し忘れなどが原因で「バッテリー上がり」が起きた場合、自分で対処してジャンピングスタートを行うこともあるでしょう。

 まず交換ですが、一般的な乗用車のバッテリー寿命は2〜3年程度です。使用年数や液量を考慮しながら適切なタイミングで交換します。

 バッテリー液が減ると十分な性能が発揮できなくなります。液量は側面からの目視や液口栓を開けて確認し、不足していれば「補充作業」が必要となります。

 ほかに、車を長期間利用しない時は、バッテリー上がりを防ぐために「ソケットを外す」作業も推奨されます。具体的には「バッテリーのマイナス端子部分を、レンチやスパナで緩める」という作業になります。

 次に「バッテリー上がり」が起きた場合ですが、他の車(救援車)に助けてもらい、ジャンピングスタートで対処することになります。このとき「互いのバッテリーをブースターケーブルでつなぐ」という作業が必要です。

 それだけでなく、定期的な点検も大切です。安全な走行のために「バッテリーの変形」や「液漏れ」がないかのチェックする習慣をつけるといいでしょう。さらに、定期的に清掃も必要です。

 以上のように、バッテリーに触れる機会は、意外と多くあります。

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2件のコメント

  1. 間違えてるようなので、補足です。
    バッテリー寿命は2〜3年ではなく、3年〜5年です。使い方、環境によって変わりますが、基本的な寿命は上記の通りです。情報が古いですね。

    バッテリー液補充が必要とのことですが、現在補充が必要ではないバッテリーもあります。こちらも情報が古いですね。昭和かな(笑)

  2. 「バッテリに触る機会は無い」とか断言して居るが、始業点検はガン無視ですか。また、一般的なバッテリの場合、エンジン作動中にオルタネータ等の端子に触れなければ、単にバッテリ(の端子)に触れただけでは感電する事は無いと言えるため、「感電する場合「も」有るため注意」レベルで良いと思慮され、不必要な脅し文句は要らないと思う。
    3ページもの大容量を費やし、短絡に関しては「ショートに注意」の一文だけ?こちらの注意喚起の方が重要ではないのかな。実際短絡でバッテリ破裂が発生している現状を考えると、今回の説明には違和感がある。何故マイナスから外すか、それは工具が車体に接触しても、マイナス同士だからショートしない。例え次にマイナス端子を外した後にプラス端子が車体に接触しても事故は起きない、そこは重要ではないのかな?!プラスから外して、工具が車体に接触。スパークにビックリして工具から手を放し工具が車体に接触のままに成り、そのまま放電して工具でバッテリ短絡でバッテリー破裂。破裂したバッテリには希硫酸が入っているので、それが飛散して、車両火災や、火傷の危険性がある。何故そこを端折るのだろう、大いなる疑問だ。
    それに、説明写真の火災原因の多くは端子の緩みが主原因だが、端子が緩かったり緩んで居るときに、エンジン始動などの大電流が流れると接触抵抗で熱や、スパークが出る、それが発端で車両火災の危険がある。大変重要だと思うが、一言も触れないのは、その危険性を理解して居ないのだろうと思う。嘆かわしい。

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