レクサスが「LC500」「RC F」を販売終了!? ひっそり姿消していた…? 自然吸気V8・2ドアクーペに何が? 英国から欧州、日本に広がるか
電動化を加速させるレクサス。次なる「イメージリーダー」は?
実際のところ、LC 500やRC Fは多くの販売が期待されるモデルではありません。
しかし、LC 500のようなラグジュアリー・クーペやRC Fのようなハイパフォーマンス・クーペは、ブランドイメージをリードする存在でもあるため、販売台数だけでその真価が計れないのも事実です。
では、今後両車の後を継ぐモデルが登場する可能性はあるのでしょうか。
そのひとつとして期待されているのが、2021年に発表された「エレクトリファイド・スポーツ」です。
その詳細はほとんど明らかにされていませんが、全固体電池の採用も視野にしているというパワートレインは、一充電航続距離は700km、0-100km/h加速2.6秒と、現代のBEVとしては最高レベルのパフォーマンスを発揮するものになるとされています。
さらに、そのエクステリアデザインは、レクサスらしい高級感と機能美を兼ね備えています。
このエレクトリファイド・スポーツが市販されれば、欧州各国の厳しい規制を満たしつつ、レクサスのブランドイメージをより一層引き上げることができそうです。
ただ、エレクトリファイド・スポーツはLC 500やRC Fの後継というよりは、かつてレクサスのフラッグシップモデルとして君臨していた「LFA」の現代版と解釈するほうが正しいようです。
実際にお披露目の場では「LFAの秘伝のタレを継承している」という趣旨の説明もありました。
また、2024年3月にはレクサスが「RZ F」という商標を登録していることが明らかになりました。
これは「RZ」のハイパフォーマンス・モデルであると見られ、電動化時代のレクサスにおけるイメージリーダーとしての役割が期待されています。
しかし、4ドアのSUVであるRZがベースとなっているという点で、これもやはりLC500やRC Fの直接の後継とは言えないようです。
これらを総合すると、現時点ではLC500やRC Fの後継モデルについての情報は皆無であり、将来的には、日本を含む世界各国のラインナップから消えてしまう可能性が高いのが実情のようです。
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日産「GT-R」は、欧州において販売終了した後、2025年モデルをもって現行モデルが生産終了となることが発表されました。
2024年4月現在、LC500とRC Fは日本で販売されていますが、イギリスにおける現状を見ると、GT-Rと同じ運命をたどることになるのかもしれません。
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