ゴールド免許にも影響!? 「うっかり失効」のうっかりって何? 「やむを得ない」以外の理由とは
まれに「うっかり失効」となる人がいます。どのような理由でうっかり失効になるのでしょうか。
うっかり失効でも、ゴールド免許には影響!
運転免許は定期的に更新しなければなりませんが、まれに「うっかり失効」となる人がいます。
どのような理由でうっかり失効になるのでしょうか。
運転免許には定期的な更新手続きが必要です。基本的に運転免許証の色や有効期間は、更新年の誕生日の41日前を起算日とした過去5年間に、交通違反や怪我のある事故(人身事故)をしたかどうかによって変わります。
たとえば継続して免許を受けている期間が5年以上、なおかつ違反や人身事故を一度も起こしていない場合は「優良運転者」に区分され、免許証の帯の色がゴールド、有効期間が5年となります。
また継続して免許を受けている期間が5年以上、なおかつ違反点数3点以下の軽微な違反が1回のみの場合は「一般運転者」に区分され、帯の色がブルー、有効期間は通常5年です。
さらに違反を複数回した、または人身事故を起こした場合は「違反運転者」に区分され、帯の色がブルー、有効期間は3年となります。
免許の有効期間が近づくと、免許証の住所に免許更新を知らせるハガキが届きます。
誕生日の前後1か月間が免許更新手続きの期間であるため、その間に運転免許センターや警察署などで手続きをしなければいけません。
しかし免許保有者の中にはさまざまな理由から免許更新手続きができず、免許を失効してしまう人がいます。
警察庁が公表している「運転免許統計令和4年版」という資料によると2022年中、免許を失効後に再取得した「失効新規」の件数は26万4916件であり、意外にも多くの人が免許を失効していることが明らかになっています。
その中でも、「やむを得ない理由」がないのに免許更新をせず免許を失効することを「うっかり失効」と呼びます。
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