日産「GT-R」生産終了! 最後は1444万円から…!? 次期R36は“28年登場”が濃厚か 「空白期間アリ」でどんなスペックになる?
次期GT-Rの登場には「空白期間」が必要? 登場次期はいつ?
気になるのは次期GT-Rの登場時期です。前述の広報部コメントでは「開発検討」の段階と予想出来ます。
また前述のハイパーフォースが次期GT-Rだとすると、搭載されるパワートレインは全固体電池が採用されることになっています。しかし、日産では全固体電池を搭載したモデルの市販は2028年度以降になるとしています。
つまり、ハイパー フォースの市販版が次期GT-Rであるとするなら、その登場までには少なくとも4年以上の空白期間があることになります。
かつて、スカイラインGT-Rは1969年に第1世代となる初代(PGC10/KPGC10)、1973年に2代目(KPGC110)が登場(2代目は数ヶ月で生産終了)。
その16年後に第2世代が1989年に3代目(BNR32)、1995年に4代目(BCNR33)、1999年に5代目(BNR34)が登場し、2002年に生産終了します。
それから2007年にスカイラインから独立した6代目となるGT-R(R35)が登場するまでのあいだにおよそ5年のブランクがありました。
こうしたことを考えると、一時的にラインナップから外れるという説は現実的な可能性であると言えるかもしれません。
一方、ハイパー フォースの市販版の登場までの期間を別のモデルで埋めるということも考えられます。
ただ、その場合にはプラットフォームやパワートレインの新規開発は難しいと見られることから、「フェアレディZ」のように、厳密にはフルモデルチェンジではないものの、大幅な改良によって事実上の新型モデルとなる可能性が濃厚です。
これらの可能性を総合すると、やはりしばらくの空白期間を経てハイパー フォースの市販版が登場するというのが、現時点ではもっとも現実的と言えそうです。
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2024年3月25日、日産は中期経営計画の発表をおこない、2026年度までに30モデルの新型車を投入する計画であることを明らかにしました。
その際、今後登場するであろう新型車と見られる複数のクルマのシルエットが映し出されましたが、そのなかに次期GT-Rと思われるものはありませんでした。
一部では「丸目4灯テールライト」が見られており、こちらは「次期スカイラインではないか」と言われています。
このことから、少なくとも2026年度までに次期GT-Rが登場することはないと考えられます。
そうなると、やはり次期GT-Rの登場は、少なくとも2028年度以降になると考えるのが妥当のようです。
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