レクサスの新型「小さな高級車」が登場! 全長4.2m級“ちょうどイイサイズ”に「クラス超え」豪華内装を採用! 新型「LBX」の上質インテリアとは

レクサスの新型コンパクトSUV「LBX」は、コンパクトのクラスを超えた上質な仕上がりが特徴ですが、主に3つのインテリアを選ぶことができます。それぞれどのようなものなのでしょうか。

最上級素材×シックな内装が特徴 フルオーダー仕様も

 レクサスは新型「LBX」を2023年12月に発売しました。
 
 発売当初からミディアムサイズSUV「NX」や上級SUV「RX」の登録台数を超え、好調な売れ行きを記録していますが、コンパクトながらも上級モデルに引けを取らないラグジュアリーな内装が特徴です。

レクサス新型「LBX」のインテリア
レクサス新型「LBX」のインテリア

 新型LBXはレクサスブランドの最小SUVです。現在もラインナップされているコンパクトSUV「UX」、すでに生産終了した5ドアハッチバック「CT」よりもコンパクトにまとめられ、都市部でも取り回しのしやすいボディを持ちます。

 ボディサイズは全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm、ホイールベースは2580mmです。

 レクサスはLBXについて、「高級車の概念を変えるサイズのヒエラルキーを超えた次世代レクサスモデル」だといい、コンパクトながらもレクサスブランドらしい上質で爽快な走りやデザイン性も追求したことが特徴です。

 2024年1月には849台が登録され、レクサス車としては2位のポジションでしたが、2月には1905台が登録され、主力モデルのNXやRXの登録台数を大幅に超えるなど、人気を博しています。

 プラットフォームはトヨタのコンパクトカー「ヤリス」と同様の「TNGA GA-B」を採用しますが、専用チューニングを施したほか、サスペンションやブレーキなどのフィーリングも変更し、高い操縦安定性を実現しました。

 パワートレインは1.5リッター3気筒エンジン+モーターのハイブリッドで、駆動方式はFFまたは4WD(E-Four)を用意します。

 エクステリアは、レクサス共通のデザインテーマ「スピンドルグリル」を昇華させた「ユニファイドスピンドル」を採用。

 大きく張り出した前後フェンダーで力強さを表現するとともに、サイドは抑揚の効いたものとするなど、ワイド&ローを強調し存在感を高めました。

 そして、インテリアの質感もレクサスならではの仕上がりで、それがLBXの魅力となっています。

 水平基調のインパネはドアトリムまで繋がったデザインにすることで、包み込まれるような手の内感と視線移動がしやすくスムーズな操作を実現。

 ステッチなどにもこだわったほか、気分に応じて64色を切り替えられるアンビエントイルミネーションを装備するなど、モダンで上質な空間となっています。

 ラインナップは3タイプを用意し、それぞれ内装のコーディネートも異なっています。

「Cool(クール)」は、セミアニリン本革×ウルトラスエード素材を用いたコンビシートを装備し、ドアトリムやコンソールなどにスエード調素材を採用。

 内装色はブラック&ダークグレーで、シート中央やサイドにタンカラーのステッチをあしらうなど、標準モデルですがコンパクトカーとしては上質さが十分感じられます。

 クールと同価格の「Relax(リラックス)」グレードは、セミアニリンのフルレザーシートを装備し、アームレストやセンターコンソールなどにもレザー素材を採用。インテリアはサドルタンとブラックの2色が用意され、シックな装いとなっています。

 そして上級タイプ「Bespoke Build(ビスポークビルド)」は完全オーダーメイドモデルです。

 シート表皮素材やカラーだけでなく、シートベルトやステアリング・シフトノブのカラー変更、各ステッチの縫製方法とカラー変更が可能で、特別な「LEXUS LBX Bespoke Build」のメタルプレートも備わるなど、最高級車のように幅広いオーダーが可能になっています。

 内装色はビスポークビルド専用となる「オーカー」「ダークローズ」「ソリスホワイト」の3種類が用意され、シート素材も厳選された革を柔らかくなめした最高級素材「L-ANILINE」を選択できます。

 さらに、エクステリアカラーやビスポークビルド専用アイテムを組み合わせることで、約33万通りの組み合わせが可能だと言います。

 すべてのグレードでコンパクトカーのクラスを超えた上質なインテリアを選ぶことができ、まさに「小さな高級車」と言えるでしょう。

※ ※ ※

 新型LBXの価格(消費税込)は460万円から576万円です。

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