ぜんぶ分かる? AT車のシフトレバー「2」「S」「B」「L」どんな意味? 一度も使用しない人も…!? いつ使うモノなのか

AT車のシフトレバーには、主に使用する「D」や「R」「P」の他に、使用頻度の少ない「2」や「S」「B」「L」などの文字が並んでいます。これらはどんな意味で、いつ使うものなのでしょうか。

シフトレバーの「アルファベット」の意味とは

 AT車のシフトレバーを見ると、そこには「数字」や「アルファベット」が並んでいます。
 
 主に使用する「D」や「R」「P」の意味は多くの人が把握していると思いますが、では使用頻度の少ない「2」や「S」「L」および「B」は何を表しており、どんなときに使うものなのでしょうか。

車種によって「S」や「B」という表記もある
車種によって「S」や「B」という表記もある

 AT車は、通常走行する時はレバーを「D(ドライブ)」に入れて前進。後退バック時には「R(リバース)」に入れてバックギアに切り替え、駐車時には「P(パーキング)」でギアをパーキングロックポールという部品で固定しクルマを動かないようにします。

 しかし問題は、先述した「2」や「S」「L」「B」です。

 どのような意味か知らないのはもちろん、そもそも「そこにシフトを入れたことがない」という人もいるかもしれません。

 まず「2」および「S」ですが、これの意味どちらも「セカンド」で、2速ギアにシフトを切り替えるもの。メーカーによっては「セカンド」を意味する「S」の表記となっている場合があるものの、意味するところは同じです。

 次に「L」ですが、この意味は「ロー」で、1速、つまり“ローギア”へと切り替えるためのもの。力強い加速が必要な時や、強いエンジンブレーキを掛けたいときに使います。

 また「B」は「ブレーキ」という意味で、先ほどのローと同じくエンジンブレーキを強く掛けたいときにシフトを入れます。

 そのほか「N」という表記のあるクルマも存在します。これは「ニュートラル」を意味し、エンジンの力が全くタイヤに伝わらない状態となります。

「N」はパーキングと異なり、タイヤやギアにロックがかからないため、地面に勾配があればクルマが勝手に動いてしまいますので注意が必要です。

 このように、一般的なAT車のシフトレバーは「D」「R」「N」「P」を基本として、ここに「2」「S」「L」「B」のいずれかを加える形で構成されていますが、メーカーやクルマのタイプによって異なるので、普段とは違うクルマに乗り換えた際は戸惑うかもしれません。

【画像】「えっ…!」 これが車種によって全然違う「シフトパターン」です(14枚)

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3件のコメント

  1. at専用免許もある時代に
    この話題は、あまりにも遅れてる。
    今なら、電Pとブレーキホールドまわりの法律含めた事情を調べてほしいっす。

  2. スノーモードがないAT車だと2速発進なんかも使うケースあるよね。一気に踏み込まなければDで全然問題ないが。

    それと古い車だとエンブレかける時にいきなり2速はショックがかかりすぎるかと。ODオフがあればODオフにするのが普通でしょ。
    今ならパドルシフトとかが多いから1速2速と順に選択出来るけど。

  3. 「S」とか「B」等は、特定のメーカでの表示なので知らなくとも恥ずかしくもなんともない(知ってんだぞって言いたいだけの記事ですか?)。また、運転して居ればおのずと機能は解る内容。それよりもこんな解説が必要な運転スキルに成って居ると言う事の方がちょっとショックだな。

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