なぜ沖縄に「ラリー」初上陸? 「クルマを鍛える」&「地域活性化」のラリチャレ! 3年越し開催の経緯とは
モリゾウや沖縄市&うるま市の市長が語る想いとは
今回、ラリチャレが沖縄で開催された背景には、TOYOTA GAZOO Racingと沖縄市やうるま市の想いが一致したということから実現に至ったようです。
今回の開催にあたりエントランス代表挨拶として、モリゾウ選手は次のように語りました。
「沖縄で初めてのラリー、今年のラリチャレ初戦が沖縄で行われます。多くの皆さんにご参加頂きありがとうございました
今日を迎えるために福岡モータースポーツクラブが主催、沖縄モータースポーツクラブMABUIが共催。
FMSC(福岡モータースポーツクラブ)の星野代表には沖縄で初めてのJAF公認ラリー競技会開催の実現に向けて、地元自治体、警察、SSとなる自動車学校など、各所と調整で多大なご協力頂きました。
そのおかげで我々は走れます、ありがとうございます!
ラリーをやったことがない地元のモータースポーツクラブに声をかけて、オフィシャルを集めたり、参加の声がけやラリー車両の製作、クルマファンイベントでラリチャレ沖縄の告知活動するなど、多大なご協力を頂きました。改めてありがとうございます。
今回、39台が出走。沖縄ナンバーが8台です。借りている車両を入れたら9台です。是非とも沖縄の公共の道を安全に楽しくやりましょう。
そして、3年かけて今日にたどり着きました。
ただ、我々はこれをゴールと思っていません。今日からスタートですので、沖縄におられるモータースポーツファン、クルマファンが、ラリチャレがあることが年初の楽しみになるようなスタートにできる1年目を皆さんと作っていきたいです。
是非とも最後まで安全で、笑顔で終われるようなラリチャレ2024年を始めたいと思います。
最後になりますが私自身、ラリチャレは今回で10年目、40回目の出場になります。
自分自身、40回目の記念になるよう、笑顔で終われるようにしたいと思います。ありがとうございました」
沖縄市の桑江朝千夫市長は、大会挨拶で次のように語っています。
「ラリーチャレンジ沖縄がこの沖縄県内で初めて開催されますことを大変嬉しく思っております。
本市では、滞在型観光の推進と持続者等の関連産業による地域活性化などを目的に本格サーキットとなる沖縄サーキットの実現を目指し、モータースポーツ振興に取り組んでおります。
トヨタから本大会開催のお話をいただいてから、この今日の開催の実現に向けて連携して準備を進めてまいりました。
この度、県内外から出場選手や関係者をお迎えできますこと、とりわけモリゾウ選手が来られ、参加するということを開催地としてとてもうれしく思っております。
出場選手やチーム関係者の皆様、ご来場の皆様には大会を楽しんでいただくとともに、本市が取り組むモータースポーツ振興による地域活性化の意義にご賛同いただければ幸いであります」
またうるま市の中村正人市長は、次のように話しています。
「このたびラリーチャレンジ沖縄が沖縄市とうるま市を舞台に沖縄初開催されますことは大変喜ばしい限りでございます。
トヨタ様や沖縄市様をはじめ、大会関係者の皆様には深く感謝と御礼を申し上げます。
さて、うるま市ではモータースポーツによる地域活性化を図ることを目的に、モータースポーツ振興推進事業に取り組んでおります。
地域資源を活用したモータースポーツツーリズムの展開を図ることを基本理念として掲げ、本市の新たな観光コンテンツとして定着し、滞在型観光の推進につながることを期待をしております。
本大会ではうるま市のスペシャルステージとして、ビオスの丘並びに安慶名自動車学校での 2 つのコースが設定をされており、エキサイティングなレースが楽しめるかと思います」
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このようにトヨタや沖縄市とうるま市の想いが一致して、企画立ち上げから3年越しに開催されたラリチャレ沖縄。
今後の発展に大きな期待が寄せられます。
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