まさに新型「パジェロ」誕生! 12年ぶり復活の「本格4WD」の“オフロード耐性”がスゴすぎ! 素人でも楽しめる「トライトン」が無敵すぎた
公道での乗り心地は大丈夫?
次に試してみたのは、モーグル走行。車体が浮いてしまうように嫌らしく配置された出っ張りの上を走っていきます。
ここでも新型トライトンは、その優れた接地性で難なく走行できてしまうので、あまり面白くありません。もはやわざとスタックさせるしか無いので、意地悪にスローに走行し、わざとぬかるみにハマってみました。
新型トライトンには、前述の4WDモードに対応する7つのドライブモードが搭載されています。それが、すべての4WDモードに設定されている「NORMAL」モードをはじめ、2Hには経済性を重視した「ECO」、4Hに「GRAVEL(未舗装路)」と「SNOW(氷雪路)」、4HLcにトラクション性能を引き出す「MUD(泥濘)」と「SAND(砂地)」、4LLcには「ROCK(岩場)」モードです。
ぬかるみの脱出には当然MUDを使います。ハマった状態で、アクセルを一定に踏んだままでも「MUD」に切り替えると、その瞬間に車体が前に進み始め、自然に脱出します。何もしていないのに脱出してしまう奇妙な感覚に襲われます。
総じて、富士ヶ嶺オフロードのどのコースも、新型トライトンに対しては力不足で、すべてのコースで不安を感じることは1ミリもありませんでした。
ここまで優れた走破性能を誇ると、通常の舗装路での乗り心地が気になるところですが、こちらも全く問題なし。
「ランサー・エボリューション」由来のアクティブヨーコントロールも搭載されており、もはやスポーティーな走りもできます。
見切りもよく快適そのもので、ボディサイズが大きいのはやはり少し気になるところですが、普通のSUV同然に使えると言っても過言では無いでしょう。
まさに“現代のパジェロ”と言える1台でした。
これはあまりにもヘンテコすぎて言葉がでない。
どうやったらここまでひどいデザインになるのか。
これはもうだめだ。