なぜ国土交通省が「引っ越し情報」を発表!? 「引っ越し予定の皆様へ」 どんな内容が明かされたのか
国土交通省は「今年春に引越をご予定の皆様へ~予約状況のお知らせ~」という発表を行いました。
今年春に引越をご予定の皆様へ
2024年3月12日に国土交通省は「今年春に引越をご予定の皆様へ~予約状況のお知らせ~」という発表を行いました。
例年、引越事業においては3月から4月にかけて依頼が集中しています。
そこで国土交通省では、引越時期の分散に向けて2023年から経済団体等を通じて利用者に呼びかけを行っていると言います。
引越時期の分散については、引越サービスの利用者にも大きなメリットがあるようです。
実際に2023年に引越時期を最繁忙期から避けた利用者からは 「3月末の土日の引越と比べて、引越代金が安くなった」、「会社の従業員の引越に係るコストを抑えることができた」、「3月の最終週から引越時期をずらすことで、予約が取りやすくなった」というような声が上がっていると言います。
また国土交通省では、引越時期の分散に向けて、新たに以下のような取組を実施するとしています。
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●経済団体等への要請:経済団体を通じて、民間企業の異動時期分散化の検討要請
●国土交通省職員の異動:4月期の人事異動に伴う引越を行う職員のいわゆる「赴任期間」の活用
●その他:全国の地方運輸局における引越のトラブル等に関する情報提供窓口の設置
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そして2024年3月12日に国土交通省は、2024年年春の引越の予約状況について、全日本トラック協会の協力のもと、大手引越事業者から聞き取った予約状況をとりまとめました。
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なお国土交通省は引越を予定するユーザーに対して次のように呼びかけています。
「引越予約状況カレンダーをご参考にして頂き、引き続き、混雑時期をできるだけ避けた早めのご依頼をお願い致します。
特に、4月中旬以降は、比較的余裕がある状況ですので、是非、引越時期の分散(分散引越)に向けてご検討・ご協力をお願い致します。
国土交通省としては、引き続き、経済団体等を通じて、引越時期の分散に向けた取組を実施していくとともに、本プレスリリースの内容についても、幅広く周知して参ります」
大企業では可能な限り3月下旬~4月上旬の転勤は避けますからね。所謂「繁忙期」とか言う時期です。黙っていても申込みは殺到するのでどこも値下げはしませんし、繁忙期は普通に3割増ですし、そこに土日祝がが絡むと単価も上がります。狙い目は1~2月とか5~6月とか9~10月とかですね。1~2月は冬季割増が掛かるエリアもありますけど、この時期は基本的に暇です。ほぼ正社員がフル対応するので品質も良いです。繁忙期はアルバイトが入るので少しアレだと思ってください。
で、話はタイトルに戻って・・・役所の移動がその繁忙期に重なるんだよね。自分で言っておいて役人(公務員)がその時期に引っ越すってのは高い引越し費用(税金から)でやってるってことで矛盾しているし、時期を避けろと言っても説得力ゼロ。
余談ですけど、夏の猛暑が深刻に成れば冬季割増の反対の酷暑割増とか出てきたりして。夏場の引越って熱中症のリスクが高いですからね。