4500万円超え! 62人乗りのいすゞ「新・精悍モデル」発売! 8.9リッター“直6ターボ”搭載で装備刷新した「新ガーラ」 改良モデルが発売

いすゞ自動車は大型観光バス「ガーラ」を改良して発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。

安全装備を強化…

 いすゞ自動車(以下いすゞ)は2024年3月6日、改良モデルの大型観光バス「ガーラ」を発売しました。

いすゞ「ガーラ」改良モデル
いすゞ「ガーラ」改良モデル

 ガーラは1996年に登場した大型観光バスで、現行型は2005年8月に発売された2代目モデルです。

 五大陸+日本をモチーフとしたフロントの「6キューブ」デザインなど個性的で斬新なスタイリングに加え、快適性と上質感を高めたインテリアを採用。

 さらに、新開発のサスペンションや低燃費エンジン、ヨーロッパの安全基準に適合するロールオーバー対策を実施するなど、走行性能や環境性能、安全性能を高めています。

 ボディは貸切タイプ、夜間高速/高速路線タイプを用意し、貸切ではサロン席、夜間高速/高速路線ではトイレ付車も設定。通常の12mボディに加え、9m短尺ボディの「ガーラ ハイデッカーナイン」もラインナップされています。

 現在販売中のモデル(ガーラ)では、31人乗り(貸切 8列)から62人乗り(貸切 12列)まで設定しています。全車360馬力・1569Nmを発揮する8.9リッター直列6気筒ターボディーゼルエンジンを搭載。7速AMTを組み合わせます。

 ボディサイズは全長11990mm×全幅2490mm×全高3500mm、ホイールベースは6080mmです。

 今回の改良では、走行車線の左右白線をカメラで検知し、車線を逸脱しそうになると、ステアリング操作を電動アシスト制御する「レーンキープアシスト(LKA)」を新規設定しました。

 また、ドライバーの運転姿勢や車両の挙動をモニターし、体調急変などによるドライバーの異常な状態を自動検知して徐々に減速し車両を停止させる「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」に車線内停止機能を追加。

 さらに、衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)の作動条件を拡大し、先進安全装置の充実化を図りました。

 機能面では、オートライトの機能追加やバックカメラ・モニターの装置変更を行い、これら全ての装置を全車標準装備としています。

 東京地区での新ガーラの価格(消費税込・貸切11列仕様車)は4565万円です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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