ダイハツの「軽バン」が凄かった!? フラットフロアの「車中泊仕様」にオジサンも嬉しい!? 再開の「アトレー」どんな人が買う?
2021年12月20日に約17年ぶりのフルモデルチェンジとして登場したダイハツ「アトレー」。昨今では一連の認証不正問題により出荷・生産停止となっていましたが、2024年2月26日から再開しています。そんなアトレーはどのような人が興味を持っているのでしょうか。
アトレーの出荷を再開!
趣味に使えて維持費が安いと人気が高まっている軽商用バン。
各社から趣味を意識したモデルが出ていますが、その中でも車中泊を意識したダイハツ「アトレー」とはどのようなモデルで、どんな人が興味を示しているのでしょうか。
昨今のダイハツは一連の認証不正問題で世間を騒がしていますが、徐々に一部車種において生産・出荷再開が行われています。
その中でアトレーは2024年2月26日から生産が再開されていました。
現行アトレーは、2021年12月に17年ぶりのフルモデルチェンジを遂げて登場しています。
なお先代アトレーでは軽乗用車としてラインナップされていましたが、フルモデルチェンジにより軽商用車(4ナンバー化)に変更したことで、約20年ぶりにアトレーの商用仕様が復活しました。
軽商用車として復活したアトレーは、レジャーや車中泊などのニーズに応えるために商用車ならではの広く積載性に優れた荷室を最大限活用できるよう刷新。
細かな装備としては、サーフボードや汚れたアウトドア用品を積んでも掃除がしやすい「イージーケアマット」の採用や、様々な荷物の取り付けや固定に便利な「荷室ナット(ユースフルナット)」と、「マルチフック」を設定しました。
車中泊を意識した部分では、「ポップアップ機構付リヤガラス」を採用することで、エンジン停止時の車内でも換気ができ、快適に過ごすことが出来ます。
また、車中泊時の快適性を向上させるボトルホルダーやデッキサイドポケット等の収納スペースを設けたことや、ラゲージボードを組み合わせることで、ワーケーション等に最適なスリット付のデッキサイドトリムも備わるほど。
そんな趣味性が高いアトレーについて開発担当者(当時)は「近年の車中泊需要や新型コロナ禍でのテレワーク需要などを意識しており、ターゲット層は中年の男性です」と話していました。
発売から約2年経ち、生産再開となったアトレーについて、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。
首都圏のダイハツ販売店は次のように話しています。
「再開したことで『アトレー』を待たれていたお客様からの問合せが多数ございます。
趣味性の高い軽バンはホンダやスズキからも出ていますが、アトレーが良いという人もおります。
また使われ方としては、やはり車中泊が多く、その他には釣りやキャンプという印象です」
関西圏のダイハツ販売店は次のように話しています。
「アトレーは車中泊を意識した装備もあることから、軽バンで手軽に車中泊を始めてみたいという人からの問合せがあります。
生産再開となったことで待たれていたお客様からの問合せが増えています」
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アトレーには「デッキバン」も設定されており、軽バンよりもタフユースに対応するモデルです。前出の販売店では「釣りやキャンプで汚れたものをデッキに詰めるのが良いという声を頂きます」と話していました。
そんなアトレーとデッキバンの価格は、「X(2WD)」の156万2000円から「RS(4WD)」の182万6000円。デッキバンは「2WD(191万4000円」と「4WD(206万8000円)です。
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