6年ぶり全面刷新! トヨタ「FF最大・最上級セダン」3月6日発売!? 斬新“サメ顔”の新型「カムリ」 中国で販売開始、詳細明らかに

2023年に10代目モデルとなるトヨタ「カムリ」が終売するのと同時に日本国内販売を終了、以降は海外専売車種となりました。しかし北米や中国では11代目が登場しており、新たに中国向けの詳細が判明しました。

中国向け新型カムリ、2.5ハイブリッドモデルの詳細が中国政府系サイトより判明

 2023年11月に発表された11代目トヨタ「カムリ」に関して、中国向け2.5リッターハイブリッドモデルの詳細が明らかとなりました。
 
 北米でも販売されるカムリですが、中国ではどのような特徴があるのでしょうか。

中国で新たに発売される「カムリ」にはどのような特徴がある?
中国で新たに発売される「カムリ」にはどのような特徴がある?

 カムリは1980年、クーペ型スポーツカー「セリカ」のセダン版「セリカカムリ」として誕生しました。

 その後、2代目からは横置きエンジンの前輪駆動へと刷新、今日までに10度のフルモデルチェンジを経験しているトヨタのベストセラーカーとなります。

 日本では前輪駆動を採用するセダン車種のフラッグシップとして長きにわたって販売されていましたが、2023年には10代目モデルが終売するのと同時に日本国内販売を終了、以降は海外専売車種となりました。

 11代目カムリは2023年11月、カムリのメイン市場であるアメリカ、そして中国にてほぼ同じタイミングで発表されました。

 プラットフォームは10代目モデル同様に「GA-K」を採用、基本的なシルエットもキープコンセプトとなりましたが、フロントマスクやインテリア装備、そしてパワートレイン構成は大幅に刷新されました。

 エクステリアデザインは5代目プリウスなどでもお馴染みの「ハンマーヘッド」フロントマスクを採用しており、先代モデルと比べてより洗練された印象を与えます。

 全体的なフォルムはロー&ワイドなままであり、フォーマルさとスポーティーさの両方を兼ね備えた新世代のカムリとなります。

 また、パワートレインは北米向けモデルでは完全ハイブリッドのみとなり、以前まで存在したV6エンジン搭載モデルは廃止となりました。

 ハイブリッドモデルはA25A-FXS型2.5リッター直列4気筒直噴エンジンを搭載、最新の第5世代トヨタハイブリッドシステム(THS)と組み合わせてシステム総合出力225 hp(四輪駆動モデルは232 hp)を誇ります。

 一方、北米仕様の3日後に発表された中国仕様は同じカムリではあるものの、いくつかの点で異なる装備を特徴とします。

 中国仕様では2.5リッターハイブリッドに加え、M20C-FXS型2.0リッター直列4気筒直噴エンジンを搭載するガソリンモデルを用意。

 また、内外装も北米仕様と差別化が図られています。フロントマスクはブラックグリルが特徴的なスポーティなもの、そしてグリルレスで保守的な雰囲気を漂わせるラグジュアリーなものの2系統を用意しています。

 前者は「SE」「XSE」グレードに、後者は「LE」グレードで採用されるデザインです。

 また、インテリアにおいても、北米仕様では12.3インチのセンターディスプレイをダッシュボードに埋め込んでいるデザインなのに対し、中国仕様では外に突出したデザインとなっています。

 これ以外にも、車内に良い香りを提供するフレグランス機能や、静電容量式タッチパネル、AIを活用した音声認識、クアルコム製スナップドラゴン8155シップセットの搭載など、数々の点で中国国内の消費者の好みに合わせた設計となっています。

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