スズキ新型「軽バン・ワゴン」発表! めちゃ“精悍顔”に顔面改良!? オシャブルー&ターボ設定追加の「エブリイシリーズ」発売
スズキが2024年2月27日に発売した改良型の軽自動車「エブリイ/エブリイワゴン」は、外装でどのような点が変更されたのでしょうか。
ヘッドライトをリフレッシュ! 一層精悍に
スズキは2024年2月27日、軽商用バン「エブリイ」と軽ワンボックスワゴン「エブリイワゴン」の改良モデルを発売しました。
外装のデザインも変更され、精悍な表情となりました。
エブリイシリーズは1982年から販売されている軽商用バンです。すでに販売されていた軽商用車シリーズ「キャリイ」からキャブオーバーバンタイプが独立して誕生しました。
現行型は6代目で、2015年2月に登場。当時クラストップの荷室サイズや低燃費性能を実現したほか、クラス初となる衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」を採用するなど、安全性能も高めています。
ボディは商用タイプのエブリイはハイルーフ車のみの設定となっていますが、乗用モデルのエブリイワゴンではハイルーフと標準ルーフのどちらも用意しています。
今回の改良では、エブリイ/エブリイワゴンの2モデルともに、従来の5速AGS(オートギアシフト)および4速ATに加え、CVT(自動無段変速機)を新設定し、燃費性能や静粛性を高めました。
CVT車のうち4WDモデルでは、使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3つのモードが選択可能な電子制御式4WDや、ぬかるみ脱出アシストを搭載し、悪路での走破性能を高めています。
パワーユニットでは、これまで自然吸気660ccエンジンのみのラインナップだったエブリイに、ターボエンジン搭載モデル「JOIN ターボ」が設定されました。エブリイワゴンは引き続き、ターボエンジン搭載モデルの設定です。
エクステリアでは、2モデルとも従来のハロゲン/HIDヘッドランプから新デザインのLEDヘッドランプを採用。夜間の視認性を向上しています。
ヘッドライトはリフレクター内部が二段に分割されており、精悍な表情となったほか、エブリイワゴンではブラックのインナー加飾が装備され、フロントフェイス全体の印象が変化しています。
インテリアは大きく変更はないものの、2モデルともに運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブルを採用し、利便性や快適性が大きく向上しています。
このほか、エブリイではキーレスプッシュスタートシステムや後席両側スライドドアクローザーなどを採用。先進運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」が全車標準装備(エブリイ「PA」グレードには非装着車を設定)となりました。
エブリイワゴンではLEDサイドサイドターンランプ付ドアミラー(リモート格納機能付)、本革巻ステアリングホイールを全車標準装備とし、機能と質感の向上を図っています。
車体色には、新たに「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」を設定しています。
新型エブリイの価格(消費税込)は、119万7900円から181万9400円まで、新型エブリイワゴンの価格は、183万8100円から208万3400円に設定されています。
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福祉車両の「エブリイ 車いす移動車」、「エブリイワゴン 車いす移動車」も仕様変更が行われ、後退時ブレーキサポート、リアパーキングセンサー、後方誤発進抑制機能が追加。
また、車椅子簡易固定装置を販売会社装着アクセサリーとして設定しました。
価格(消費税非課税)は、182万5000円から231万1000円です。
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