全長5.1m超でド迫力! 日産新型「大型3列SUV」豪華な内外装がスゴい! 中国仕様の新型「パスファインダー」って何者?
日産は中国で新型「パスファインダー」を発売しました。同名の大型SUVが北米などで販売されていますが、新型パスファインダーとはどのようなモデルなのでしょうか。
迫力顔の日産「大型SUV」とは?
日産が国内で販売するSUVには、コンパクトな「キックス」とミドルサイズの「エクストレイル」がありますが、海外にはボディサイズが大きいモデルも存在します。
そんな海外仕様の日産SUVで注目されるのが、中国でデビューした新型「パスファインダー」です。
パスファインダーという車名のSUVは北米やオーストラリアでも販売されており、全長約5003mm×全幅約1978mm×全高約1778mmの大型ボディに3列シートを備えたモデルです。
一方で、中国仕様のパスファインダーはプラットフォームなどを共通するものの、これらの地域で展開されるパスファインダーとは異なっており、2023年4月に上海モーターショー2023でコンセプトカーが初公開されました。
その後、11月に広州モーターショー2023で市販モデルがお披露目され、日産の中国合弁会社である東風日産が2024年3月6日に発売します。
新型パスファインダーは、中国のモダンな美的感覚と日産らしさを融合させたフラッグシップSUVとして登場。アクティブなユーザーのライフスタイルに相応しいモデルとして開発されました。
ボディサイズは全長5130mm×全幅1981mm×全高1767mm(2WDは1774mm)、ホイールベースは2900mmとかなり大柄なボディを有しています。
北米仕様と大きく異なるのはフロントマスクで、フロントの幅いっぱいまで拡大された新世代のVモーショングリルはデザインを採用し、高級感があってダイナミックな印象です。
リアには横一文字のテールライトが採用され、光る「PATHFINDER」のロゴを装着するなど、精悍なスタイリングとしました。
インテリアは水平基調とすることで、広くてラグジュアリーな空間を実現。12.3インチディスプレイを2つ組み合わせた大型デュアルスクリーンや、ダッシュボード上のエアコンシステムのコントロールなど、近未来的で美しい室内空間が広がっています。
新型パスファインダーの特徴のひとつに、3列シートを備えた広い室内空間があります。乗車人数は6人または7人が選択でき、シートには高級感のあるナッパレザーが用いられました。
また、2列目シートと3列目シートを倒して荷室とつなげるとフルフラットで広大な空間が生まれ、自転車などの大きなものも積載可能です。
パワーユニットは、北米仕様の3.5リッターV型6気筒エンジンではなく、最新の2リッター直列4気筒VCターボエンジンを搭載。高効率な9速ATと組み合わせてパワフルな走りと低燃費を両立しました。
駆動方式は2WDと4WDが設定され、4WDのドライビングモードとして「オート」「スポーツ」「エコノミー」「スノー」「サンド」「マッド/わだち」の6種類を用意。さまざまな路面状況に対応することが可能です。
安全面では、衝突被害軽減ブレーキをはじめ、16の運転支援システムを装備。強化バージョンの「プロパイロット」も採用しています。
中国で先行販売されている新型パスファインダーの価格は、2WDの7人乗りが23万9800元(約498万円)、4WDモデルの6人乗り・7人乗りが各27万9800元(約581万円)です。
今後、2WDの7人乗りと4WDの6人乗りの別のモデルが発売される予定です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。