トヨタ「めちゃ“凄い”ハイラックス」発表! ド迫力ワイドボディの「本格スポーツ」モデル!? 第3世代の「GRS」発売へ
2024年1月25日、トヨタの南アフリカ法人は、State of the Motor Industry(SOMI)にて、3世代目となる「ハイラックス GR SPORT」改良モデルを3月に発売すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ新たな「ハイラックス GR SPORT」登場へ
2024年1月25日、トヨタの南アフリカ法人は、State of the Motor Industry(SOMI)にて、3世代目となる「ハイラックス GR SPORT」改良モデルを3月に発売すると発表しました。
SOMIは同社が主催する展示会で、事業計画や、投入予定の新型車が数多く発表されます。2024年のSOMIでは7台の新型車発売が予告され、その中の1台がハイラックス GR SPORTです。
「GR」は、もっといいクルマづくりを目指すトヨタGAZOOレーシングが展開するスポーツカーブランド。モータースポーツ活動で得た知見やノウハウを開発に活かしています。市販車は限定生産の最上級モデル「GRMN」、その量販バージョン「GR」、エントリーモデルの「GR SPORT」を展開しています。
ハイラックス GR SPORTは、フロントバンパーやグリルを専用デザインとしたほか、専用のオーバーフェンダーを装着することで、より迫力のあるスタイルを実現しています。
また、専用サスペンションにより悪路走破性も向上しています。南アフリカ市場には2019年半ばに投入され、2022年9月にはパワーとトルクを強化した2世代目が発売されました。
トヨタの欧州法人は昨年10月、オフロード性能を強化したハイラックス GR SPORTの改良モデルを発表しています。
今回のSOMIで詳細は明らかにされていませんが、南アフリカにもこの改良モデルが導入されるものと予想されます。
欧州で発表された改良モデルはトレッドをフロントで140mm、リアで155mm拡大。ワイドトレッド化やロール角の減少、ハンドリング特性の改善により、オンロードでもオフロードでも最高のドライビングを実現しています。
また、アプローチアングルを29度から30度に引き上げ、最低地上高は現行モデルの215mmから265mmに拡大。
サスペンションはツインチューブから新開発のモノチューブダンパーに変更。悪路での追従性を高めています。ブレーキもリアをドラム式からディスクに変更し、制動力もアップしています。
パワーユニットは大幅にパワーアップ。南アフリカでの現行モデルは最高出力110kW(150ps)、最大トルク400Nmを発生する2.4リッター4気筒ディーゼルターボを搭載していますが、欧州最新モデルは最高出力165kW(224ps)、最大トルク550Nmを発生する最新の2.8リッター4気筒ターボディーゼルエンジンを搭載します。
エクステリアでは、新デザインのバンパーやグリルでフロントフェイスを刷新。エアロスタイルのスポーツバーとデッキカバーも採用します。
インテリアではパドルシフト付きステアリングホイールやスエード&レザーのフロントシート、アルミ製スポーツペダルを装備。赤いシートベルトがスポーツマインドを刺激するアクセントとなっています。
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