トヨタ「2000GT」復活!? クーペ&オープン実車展示! 「5ナンバー意識」の渾身モデルとは
ロッキーオートが名車トヨタ「2000GT」を復活させたといいます。どのようなモデルなのでしょうか。
トヨタ「2000GT」はいまやコレクターズアイテムになるほど、世界から注目される1台です。
その一方で本家2000GTを忠実に再現したレプリカが注目されています。
本家2000GTは1967年から1970年に発売され、生産された台数はわずか337台と、ファンの間では「幻の名車」とも言われています。
今回、東京オートサロン2024に展示されたロッキーオートの「Rocky2000GT」はトヨタ「2000GT」をベースに元チームトヨタのキャプテン、細谷四方洋氏監修のもと制作されました。
ボディはイチからロッキーオートで設計され、エンジンについては6気筒かつ24バルブ、そして2000ccという条件にこだわり、BMW「3シリーズ」で使用されていたものを使用しているようです。
Rocky2000GTは、本家2000GTを再現したレプリカ車でありながらも、エアコンやパワーステアリングを標準装備し現代の道路事情に適した快適に走れるクルマとなっています。
令和の時代に2000GTが復活したかと思わせるRocky2000GTですが、どのようにして作られたのでしょうか。
製作経緯やコンセプトについて、ロッキーオートの担当者は、次のように話します。
「以前に『Rocky3000GT』というモデルを制作した際は3ナンバーだったのですが、実際の2000GTは5ナンバーにしました。
Rocky3000GTの後継を今回新たに制作するにあたり、『なんとか2000GT本来の5ナンバー規格に収めたい』という気持ちがありました。
また、Rocky3000GTを50台限定で生産した時は、嬉しいことに完売しました。
しかし、我々としては同じものを作るわけにはいきません。
なので、今度は『5ナンバーサイズに収めること』をコンセプトにRocky2000GTを開発しました」
そんな5ナンバー規格を意識し、2000GTを忠実に再現したRocky2000GT。
細部のこだわりポイントついて、同担当者は次のように話します。
「内装外装ともに余念なく2000GTを再現することです。
木目のパネル等は全て本物のローズウッドを使用しています。
当社にはRocky3000GTを制作した実績があるため、今回はさほど苦労しませんでした。
なお現在は4速ATのみのラインナップとなっていますが、5速MTでの販売も可能です」
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なお今回の東京オートサロン2024ではRocky2000GT以外にオープン仕様「Rocky2000GT Open-Model」も同時に展示され、こちらも注目されていました。
それぞれの価格はクーペ仕様が3000万円、オープン仕様が3330万円(諸費用込み)です。
3000GTの方がトヨタ2000GTに近いですね。
ワイパーとか、メーター配置とか・・・色々試行錯誤され3000GT→2000GTで使いやすいよう改良されたのか?
個人的にはトヨタ2000GTは後期型が好みです、フロントフォグも一直線で、ウインカーも大型化され、リアのリフレクターも大型化されたた方が。
昔、15~20年前に2000GTにM型2600ccを2700ccにボアアップし、腐蝕しやすい純正マグネシウムホイールをオーナーズクラブで17インチにした純正タイプを10台分ほどオーダーメイドされたのを見た事がありましたが・・・
好みで言うと、エンジン・内装は3000GTでワイパーは今風の2000GTがイイかな・・・
3000万円という価格はどうでしょう?安いか・・高いか・・
トヨタ2000GTのスタイルが欲しい方には、1億のホンモノより絶対こっちがイイと思いますが、
最新型のスポーツカーが買える価格ですものね・・・一瞬、買おうかと思いましたが、60代後半の高齢者ですが、結構同年代で旧車・スポーツカー・スーパーカー所有者が多いです。
自分もオープンカーなど持っていますが、あまり乗る機会はありません。
発売当時のカタログを引っ張り出して見ると、車重が1255kgとありました、意外と重い・・✕型フレームのせいか・・エンジンの圧縮比も8.4と低め・・だったようです。