「まさかお前が!」 “赤灯”光るまで気づかない…!? 覆面パトカー仕様あった? トヨタ「ランクル」「カムリ」、スバル「WRX S4」の存在感がスゴかった!
事件や事故の際に赤色灯を光らせながら走るパトカー。白黒ボディのもあれば、「覆面パトカー」として一般車に紛れていることも。そんな中、「実は覆面パトカー」というレアなモデルもありました。
実は覆面パトカーなんです…! レアなモデル達とは
普段は街中に溶け込む姿をしているものの緊急時には赤灯を光らせサイレンを鳴らす「覆面パトカー」。
その大半は、歴代クラウンが仕様されることが多く巷では「白や黒、シルバーのクラウンを見たら覆面かと疑う」という人もいます。
一方で採用例が少ないモデルことで、一見普通のクルマに見える覆面パトカーも存在。これまでどのようなモデルが存在したのでしょうか。
覆面パトカーは、交通取締用・捜査用・警護用などに分けることができ、なかでも交通取締用を見分けるポイントとしていくつか挙げることが出来ます。
例えば「8ナンバー車」、「ヘルメット、青い制服を着用した人が2名で乗車している」、「バックミラーが縦にふたつ装備されている」、「白、黒、シルバー、紺など地味なセダン」、「後ろにアンテナが付いている」といったものです。
最近では8ナンバー車ではない覆面パトカーも存在するなど変化しています。
なお覆面パトカーとして広く認知されているのはトヨタ「クラウン」や「マークX」に加えて、日産「ティアナ」や「スカイライン」などが目撃されています。
そうした中でSNSなどで度々「珍しい!」と投稿される覆面パトカーも存在。
意外な覆面パトカーとして有名なのは、埼玉県警が採用するスバル「WRX S4」です。
埼玉県警では、2003年にスバル「インプレッサWRX STi」を導入。その他に「インプレッサWRX」や1.5リッターエンジン搭載の「インプレッサ」をパトカーだけでなく覆面パトカーとして導入してきました。
2020年に導入されたWRX S4の覆面パトカーは、8ナンバー車ではなく3ナンバー車となっているほか、ボディカラーもスバルを代表する「WRブルー・パール」を採用するなど、存在感を抑えたい覆面パトカーにしては目立っています。
同じく覆面パトカーで珍しいものとしては警視庁が採用しているトヨタ「カムリ」の覆面パトカーです。
カムリ自体は採用が各地でありますが、これはハイブリッド車の「WSグレード」となり、ハイブリッド車の採用は警視庁としては初だと言います。
最大の特徴はその見た目。トヨタ純正ブランドのTRD製エアロパーツを装着していることです。
具体的にはフロント/リアスポイラー、サイドスカートに加えて、ホイールも純正17インチから19インチアルミホイールに変更されています。
また過去にはトヨタ「ランドクルーザー200系」の覆面パトカーも目撃されました。
これは宮崎県警が採用しているモデルで、これまで機動隊の現場指揮車などでの導入例は見られました。
しかし、各県警警察署の交通課などに配置される車両(パトカー)としてランクルが選ばれた例は多くないようです。
前述のランクル覆面パトカーは、グリルの形状などから2015年8月以降に発売された後期モデル。
また、赤色灯が助手席上部に搭載されている他、フロントグリル内部には補助警光灯が備わっていました。
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このように一見、警察車両と気づかないほどのモデルが存在するなど、まさに「覆面」を体現しています。
一方で白黒パトカーにはレクサス「LC」、日産「フェアレディZ」、「スカイラインGT-R」、「GT-R」、マツダ「RX-7」、ホンダ「NSX」などが採用されていることがあります。
これらは実際に配備されるほか、イベント用の広報車両として活躍しています。
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