日産が新型「超オシャレ軽ワゴン」を実車展示! 斬新すぎる「高級ジーンズシート」とシャレブルーのアクセントがイイ! 「ルークス×BEAMS」コラボモデルをお披露目

日産は「東京オートサロン2024」で内外装を「デニム仕様」に仕立てたコンセプトカーを公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。

ホンモノの“BEAMSデニム”を使用

 日産は2024年1月12日から3日間開催されたカスタムカーイベント「東京オートサロン2024」にブース出展を行いました。
 
 同ブースでは、軽スーパーハイトワゴン「ルークス」をベースとしたコンセプトカー「ROOX BEAMS CUSTOMIZED CONCEPT(ルークス ビームス カスタマイズド コンセプト・以下ルークス BEAMS)」が展示されました。

超オシャレな「斬新軽ワゴン」登場!
超オシャレな「斬新軽ワゴン」登場!

 ルークスは2009年に登場しました。背の高い車体を生かした広い室内空間や、後席両側スライドドアなどによる実用性の高さが評価されています。

 現行型は2020年にフルモデルチェンジした3代目で、運転支援技術「プロパイロット」などの先進安全機能を高め、走行性能や燃費性能なども向上しました。

 2023年6月にはマイナーチェンジを実施し内外装を一新したほか、安全機能をさらに進化させています。

 そして今回実車展示された新型ルークス BEAMSは、このマイナーチェンジモデルをベースに1976年創業の人気セレクトショップ「BEAMS」がカスタムを監修しました。

 新型ルークス BEAMSを登場させた背景について、日産の担当者は以下のように話します。

「今回は女性をターゲットの中心に据えています。そのなかで『運転に自信がないから、気に入ったデザインのクルマで気分を上げたい』という声がありました。

 カスタムを考える上で、自動車メーカーの考えにとらわれるのではなく、女性に人気のファッションブランドのコラボを企画しました。

 さまざまなブランドがあるなか、斬新なファッションを提供しているBEAMSは“ファッションブランドを超えたものを創りたい”という思いがあり、これと日産の“自動車メーカーという枠にとらわれない活動をする”という思いが一致し、業界を飛び出すような新たな発想のもとルークス BEAMSは誕生しました」

 新型ルークス BEAMSは「思わず出かけたくなるクルマ」をコンセプトに、デニム素材を内外装のテーマに使用したことが最大の特徴です。

 エクステリアはデニムをイメージしたグレージュとインディゴ(藍色)の2トーンとし、「セルビッチ(セルビッジ)」と呼ばれる伝統的な裏面端部の処理をモチーフにした意匠を採用しました。

 各部にビームスと日産のロゴが配されるとともに、ピラーやバンパー下部、ボディサイド下部などにデニムの表地を表すインディゴをあしらっています。

 ホイールは販売店オプションで用意するものをベースに、青とオレンジのアクセントを取り入れた専用品を装着。

 また、ヘッドライト周辺は純正では切れ長でシャープな仕上がりとなっていますが、あえてマイルドに感じられるようにブラックの縁取りを施し、柔和な印象に仕上げています。

 このほか、フロントバンパー下部には「東京オートサロン2024」を意味する“24”のレタリング風の加飾を施すなど、さりげない遊び心も演出しています。

 シート地やフロアカーペットにはBEAMSのデニム生地を実際に使用しており、各部のセルビッチのほかにデニム特有のものといえるポケットも随所に設けました。

 そして足元のフロアマットは、走行距離を重ねてデニムも経年変化していくことで、より一層クルマへの愛情を深めて欲しいとの願いが込められているといいます。

 なお、ルークス BEAMSの市販化について日産の担当者は「会場での反響が市販化への後押しになる可能性があります」と話しており、来場者の多くが実車に乗り込むなど、特別に仕立てられた内装について関心を見せているようです。

 日産としてはデニム内装を用いたモデルは初めてだといいますが、今後特別仕様車などという形で商品化されるのを、大いに期待したいところです。

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1件のコメント

  1. ライト周りの造形がカッコ悪い。新たな華燭パーツ、特に白色がプラスチッキーでオリジナルモデルより安物に感じました。そこがこの車のねらいかもしれないので、私はターゲット層では無いのかもしれません。
    クルマがヒトを選ぶ感じ!?

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