ホンダが全長5m超え新型「オデッセイ」2024年に発売! さらに新「クロスオーバー」も登場!? カクカク「サルーン」は26年発売! ホンダ・アキュラのわくわくする米国話
2024年1月18日にホンダの北米市場を担うアメリカンホンダは、「2024年の米国自動車事業の見通し」を発表しました。
アメリカンホンダは、2024年の米国自動車事業の見通し
ホンダの米国市場を担うアメリカンホンダは、2024年1月18日に「2024年の米国自動車事業の見通し」を発表しました。
2023年の米国市場におけるアメリカンホンダの販売動向は、生産が安定したことにより物流上の課題が緩和されたことを受けて2022年比33%増の130万台となりました。
そして2024年に向けてアメリカンホンダは、ホンダブランドで130万台、アキュラブランドは15万台の販売を目指すとしています。
これは、アメリカンホンダの売上高が2023年と比較して10%-15%増加することを意味しています。
そうした中で「CR-V ハイブリッド」は、2023 年に米国でどのセグメントよりも最も売れたハイブリッド車となり、販売台数は年間19万7317台に達したと言います。
このようなアメリカンホンダの動向について、販売担当上級副社長ママドゥ・ディアロ氏は次のように述べています。
「2023年には、両ブランドが回復し、アメリカンホンダが30%以上の増収で年を終えたことで、当社製品に対する滞留需要にようやく応えることができました。
2024年はBEVモデルの販売を開始する他、ガソリン車への継続的な投資を行うことで、2024年にはホンダとアキュラの両方の年間売上高が増加すると予想しています」
そうした中で2024年のアメリカンホンダが展開するホンダやアキュラでは次のような計画があると言います。
ホンダブランドでは、新型「プロローグ(BEV)」と新型「CR-V FCEV」という2台のゼロエミッション車の販売を開始。
プロローグは今後数カ月以内に発売される予定で、当初はテキサスやフロリダなどのBEVに優しい市場に加え、カリフォルニアとZEV州での販売に重点を置いていくとしています。
またホンダの最も人気のあるCR-Vをベースにした新型CR-V FCEVはプラグイン機能とFCEV テクノロジーを1つのモデルに組み合わせた北米初の量産車です。
また「シビック」では、セダンとハッチバックの両方にハイブリッドが追加される他、2025年モデルに向けてデザインや機能が刷新される予定だと言います。
さらに「オデッセイ」は、ミニバンセグメントでの競争力を維持するために、デザインと技術の強化を行う予定です。
一方でアキュラブランドは、新型「ZDX(BEV)」を2月から受注開始します。
さらにベストセラーモデルの「MDX」は、デザイン変更やオーディオ、インターフェースの革新、高度な運転支援機能などの大幅な機能強化が行われる予定です。
「RDX」はその魅力と機能を強化するためにアップグレードされます。
さらには、まったく新しい「アキュラ クロスオーバー」がエントリーモデルとなる「インテグラ」と並ぶラインナップとして、2024年後半にデビューする予定です。
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またアメリカンホンダは、CESで発表された新しいグローバルEVシリーズ「Honda 0」の「サルーン」と「スペースハブ」という2つのコンセプトモデルを2026年に米国で発売する予定です。
これは米国オハイオ州の新しいホンダEVハブの一環として、EV生産に備えて製造ラインの統合がすでに始まっていると言います。
このようなホンダの米国市場における動向について、最後に前出のディアロ氏は次のように締めくくっています。
「2024年に3台のゼロエミッション車の販売を開始します。
これにより、2040年までに100%ゼロエミッション車の販売を達成します。
最終的には2050年までにカーボンニュートラルを実現するという当社の目標を達成することができます」
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