「日本文化」を取り入れた特別なデザイン

　日産のアルゼンチン法人（以下、日産）は2024年1月10日、SUV「キックス」の特別仕様車を台数限定で販売すると発表しました。

　キックスは運転がしやすいコンパクトなボディサイズのSUVで、日産の世界戦略車となるモデルです。

　2016年にブラジルにて世界初公開されたのを皮切りに、世界各地で販売がスタート。

　日本でも2020年6月から、タイの工場で生産された日本仕様が輸入され販売されています。

　今回、アルゼンチンで発売された新型「キックス XPlay（エクスプレイ）」は、日本文化にインスピレーションを得たデザインを採用した特別仕様車。

　ソリッドブラックで塗装されたボディにパール光沢のあるメタリックレッドのルーフを組み合わせたスポーティな仕様で、前例のない色の組み合わせによってユーザーと車両との間に感情的なつながりを生み出すことを目指したと日産は説明します。

　この独創的な外観にくわえて、ドアサイドシルやトランクリッドプレート、およびフロントシートには“XPlay”のサインおよびデカールがあしらわれ、このモデルが特別な存在だと主張。

　さらにミラーやドア下部、フロントバンパーには鮮烈なレッド塗装を施し、黒いボディカラーとの対比によってコントラストを際立たせつつ、ブラック塗装された17インチアルミホイールを装備。

　キックスが元々備えていたスタイルの良さを引き立てながら、ルーフから足元までを鮮やかに彩る特別仕様車を完成させました。

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　この特別仕様車のキックス XPlayは300台のみの限定モデルで、1月末にアルゼンチンのすべての販売店で発売されると予告されています。