「車中泊」どのくらいの広さが必要? 重視するのは「室内長」だけど… 「身長+何cm」が理想なのか?
「身長+5cmが理想!」 狭い場合はある「工夫」で解決か…
もちろん広ければ広いほど快適に寝られるのは間違い無いのですが、駐車場所や予算の都合上、大きなクルマを買えないケースも多々あるでしょう。
では、最低限どの程度の広さがあれば快適に車中泊することができるのでしょうか。
ひとつのポイントになっているのが、スペースの縦方向の長さ(室内長)です。
身長に対して縦方向の長さが足りない場合、脚を伸ばすことができず、快適に寝ることができません。
ホンダのディーラーの担当者はこう話します。
「ひとつの基準として、スペースの縦の長さが身長+5cm以上であればある程度快適に車中泊することができるとご案内しています。身長よりもスペースが短いと、窮屈に感じる人が多いでしょう」
この条件は、身長が高い人にとっては少々難しいものかもしれません。
しかし1人で車中泊する場合は、ある工夫をすることで脚を伸ばして寝ることができるケースも。
また、スズキのディーラーの担当者は以下のように話します。
「フルフラットにした際の居住空間の長さが短い場合、斜めに寝ることで脚を伸ばして寝ることができる場合があります。
斜めに寝る分、横に使えるスペースの形に制限がありますが、脚を伸ばして寝たい場合は試してみるとよいかもしれません」
車中泊する際に快適に眠れるスペースの長さは、身長+5cmほどであるようです。
ただし、スペースの長さが十分で無い場合でも斜めに寝るように工夫することである程度の長さを確保することが可能です。
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快適に車中泊をするには、自分の身長に合わせた室内空間が必要となります。
しかし、長さの数値だけで判断するのが不安な場合、ディーラーで現車を見て確認することで、快適に寝られるか試すのも1つの手段でしょう。