縮尺おかしい「フェラーリのような何か」登場! アンダー100万円の「謎マシン」に「ツッコミどころ満載」と反響も! 目がバグる「そっくりさん」米で落札

米国のオークションサイト「Cars and Bids」にて出品された1台に、日本でも多くのユーザーから反響が集まっています。

「フェラーリのような何か」登場に反響集まる

 2023年11月7日、米国のオークションサイト「Cars and Bids」に1986年製のポンティアック「フィエロ」が出品されました。

 これについてユーザーからさまざまな驚きの反応が寄せられています。

なんじゃコリャ! オークションに出品されたポンティアック「フィエロ」(Photo:Cars and Bids)
なんじゃコリャ! オークションに出品されたポンティアック「フィエロ」(Photo:Cars and Bids)

 ポンティアック「フィエロ」といえば、アメ車では珍しいライトウェイトなミッドシップスポーツカーですが、フェラーリやランボルギーニのレプリカを作る際、ベース車両としてよく使われることでも、コアなユーザーの間では有名です。

 そんなフィエロをベースに、フェラーリが創業55周年を記念して製造した「エンツォフェラーリ」に似せた“レプリカ”が出品されていました。

 このレプリカは、さすがに本物と見間違うとは言い難い仕上がりですが、それでもフロントの鋭いデザインからはフェラーリらしい雰囲気を感じさせます。

 パワートレインには、2.8リッターのV型6気筒エンジンと4速オートマチックトランスミッションを組み合わせミッドシップ(車体の中央部)に搭載。最大約141馬力、最大トルク約23.4kgf-mを出力し、後輪を駆動します。

 また、エンツォ同様シザードアの開閉方式を採用。それに加えて、モックアップのV12エンジンカバーも装備するなど、意外と凝った仕様に仕上がっています。

 ただし、これまでの走行距離は14万9000マイル(23万9700キロ)とかなり過走行気味。さらに外装に傷や欠けがあるほか、ハイビームやリアハッチが機能していなかったり、ドアの窓がなくなっていたりするなど、決して良好な状態とはいえません。

 こうした事情がありつつも、本車両は26件の入札の後、5950ドル(約90万円)で落札されました。

 ※ ※ ※

 今回出品された1台について、ユーザーから「ここまでいけば微笑ましさすら感じる」「涙ぐましい努力だな」「ツッコミどころ満載」「これはひどいw」など驚きの声が多数寄せられていました。

一方でなかには、「これはこれで遊びと捉えれば良し」「何故にこうなった・・・でも思い切っていて嫌いではない」といった声もあるなど、さまざまな反響が集まっていました。

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