なぜ降雪時に「ワイパーを立てる」のか 「むしろ立てないほうがいい」意見も! どっち? そもそも立てるワケとは
ワイパーだけではない! 雪の日の乗車に必須の一手間とは
では、万が一ワイパーが凍りついてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
焦って無理やり剥がそうとしてしまうと、ワイパーのゴム部分が破損したり、フロントガラスにワイパーの一部がこびりついてしまうことがあります。
凍りついたワイパーを剥がす際は、水やぬるま湯をかけ、ゆっくりとワイパーを溶かすようにしましょう。
この際、熱湯を使ってしまうと急激な温度差によりフロントガラスが破損してしまう可能性があります。熱湯は絶対に使用しないようにしましょう。

また、雪が降った場合に行うべきことは他にもあります。
走行する前に、かならず屋根の雪を降ろしましょう。
雪を載せたまま運転すると、ブレーキを踏んだ際、やや溶けた雪が慣性でフロントガラスに滑り落ち、視界を塞いでしまう恐れがあります。
また、エアコンを効率よく効かせるためには、ワイパーの近くにあることが多いエアコンの外気取り入れ口の近くをしっかりと除雪しておくことが大事です。
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雪の多い地域でクルマのワイパーを立てておいた方がいいとされる理由は、ワイパーが凍ってフロントガラスに張り付くのを防ぐためです。
ただし、場合によってはワイパーに雪がのしかかって破損に繋がる恐れがあるので、状況をみて判断するようにするのが大切だといえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
















