なぜ降雪時に「ワイパーを立てる」のか 「むしろ立てないほうがいい」意見も! どっち? そもそも立てるワケとは

ワイパーだけではない! 雪の日の乗車に必須の一手間とは

 では、万が一ワイパーが凍りついてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。

 焦って無理やり剥がそうとしてしまうと、ワイパーのゴム部分が破損したり、フロントガラスにワイパーの一部がこびりついてしまうことがあります。

 凍りついたワイパーを剥がす際は、水やぬるま湯をかけ、ゆっくりとワイパーを溶かすようにしましょう。

 この際、熱湯を使ってしまうと急激な温度差によりフロントガラスが破損してしまう可能性があります。熱湯は絶対に使用しないようにしましょう。

屋根に積もった雪は運転前に下ろしておこう!
屋根に積もった雪は運転前に下ろしておこう!

 また、雪が降った場合に行うべきことは他にもあります。

 走行する前に、かならず屋根の雪を降ろしましょう。

 雪を載せたまま運転すると、ブレーキを踏んだ際、やや溶けた雪が慣性でフロントガラスに滑り落ち、視界を塞いでしまう恐れがあります。

 また、エアコンを効率よく効かせるためには、ワイパーの近くにあることが多いエアコンの外気取り入れ口の近くをしっかりと除雪しておくことが大事です。

※※※

 雪の多い地域でクルマのワイパーを立てておいた方がいいとされる理由は、ワイパーが凍ってフロントガラスに張り付くのを防ぐためです。

 ただし、場合によってはワイパーに雪がのしかかって破損に繋がる恐れがあるので、状況をみて判断するようにするのが大切だといえます。

【画像】「えっ…!」これは危ない? 雪で「2階建てバス」に! 画像を見る!(15枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー