日産のミニバン「NV200バネット」が「ダッジバン」のようなカルフォルニアスタイルに!? アルパインがカスタマイズカー3車種を初公開
「カリカ」に2つの特別仕様車が登場
また本発表会では、「カリカ」に「Mini-Van(ミニバン)パッケージ」と「Retreat(リトリート)パッケージ」の2つの特別仕様を発売することも発表されました。
2つの特別仕様車を発売する背景として同社は、ユーザーから「3列シートが欲しい」「大人数で移動したい」「車中泊やプライベート空間を手軽に手に入れたい」といった声が多くあり、その期待に応えるためとしています。
「ミニバン パッケージ」は、ベース車両のシートを交換し、3列目のシートを装備したことにより8人乗りを実現。ISO FIXに対応したバタフライ式REVOシート、3点式シートベルトを採用したことにより、安全な移動を可能にしたとしています。また、フルフラットでのベッド化で手軽に、そして快適に車中泊が実現できると言います。さらに、シンクやコンロといった簡易キッチンを装備したことによりアウトドアシーンでの活用ができ、特殊用途自動車(8ナンバー)としての登録になるとのことです。
「3列シート(3点式シートベルト)」「シンク」「コンロ(着脱式)」「収納」を主要装備とし、車両本体価格は税込み648万円〜(諸経費別途)となっています。
一方で「リトリート パッケージ」は、前席3人、後席3人の合計6人が乗車でき、着脱式のテーブルを採用したことにより対面シートでの食事やワーキングスペースとしての活用を実現。「自分だけの移動できる隠れ家」といった仕様になっています。「ミニバン パッケージ」同様にシンクやコンロといった簡易キッチンを装備したことによりアウトドアシーンでも活用でき、こちらも特殊用途自動車(8ナンバー)としての登録になるとのことです。
「ベッド兼用マルチシート(3人掛けシート)」「シンク/シャワーセット」「サイドキャビネット」「スイッチングパネル」を主要装備とし、車両本体価格は税込み568万円〜(諸経費別途)となっています。
「ミニバン パッケージ」「リトリート パッケージ」ともに、2024年1月12日〜14日に幕張メッセ(千葉市)で開催される「東京オートサロン2024」の同社ブースにて予約受付を開始。同時に、全国に6店舗展開するアルパインスタイル各店でも予約を開始するとしています。
「アルパインスタイル沖縄」は2024年2月下旬オープン
さらに本発表会では、2024年2月下旬に、沖縄県豊見城市にあるショッピングセンター「豊崎ライフスタイルセンターTOMITON」に、同社店舗の7店目となる「アルパインスタイル沖縄」がオープンすることも発表されました。
「アルパインスタイル沖縄」では、これまでのアルパインスタイル店舗での取り扱い製品に加え、レンタカー事業を展開。キャルズ モーターにラインナップしている車種や、アルパインの製品を装着したレンタカーを配車し、同店舗では、レンタカー事業者向けの車両販売やリースといった事業も展開するとしています。
「東京オートサロン2024」で新車種を展示!
今回初公開された3車種も、先行販売されていた2車種同様に、旧き良きカリフォルニアで生まれたカーカルチャーをリスペクトした、現代のクルマにはないヴィンテージ・フィールを味わえるスタイルになっているそうです。
同社カスタマイズカーの合計年間生産台数については、月100台ペースの1200台を想定しており、そのうち先行で受注していた「カリカ」「ハバナ」の納車待ちが900台ほどあるため、300台ほどを今回発表した3車種で割り振る想定としています。現時点では「ソノバ」を200台、「ベアス」および「ベアスプラス」を計100台で想定しているとのことですが、顧客の反響次第では割合を変更する予定だと言います。想定以上に同社カスタマイズカーの反響が多く、生産のキャパシティーを課題にあげています。
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今回発表された「ソノバ」「ベアス」「ベアスプラス」は、2024年1月12日〜14日に幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2024」の同社ブースにて展示し、同時に予約受付を開始するとのこと。「カリカ」「ハバナ」も展示予定だそうです。アルパインスタイルのブース場所は、中ホール5です。
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