“タフさMAX”のトヨタ「ランドクルーザー」実車展示! 黒ボディがカッコいいWALD仕様登場

WALD(ヴァルド)のカスタムした「ランドクルーザー」が、2023年12月8日から行われた「大阪モーターショー」に登場。その詳細を見てみましょう。

ヴァルドが「ランクル」をカスタム

 2023年12月8日から11日にかけ開催された大阪モーターショーには、日本全国から様々な車両が集まりました。その中でも大きな存在感を示していたのが、WALD(ヴァルド)のカスタムしたトヨタ「ランドクルーザー」です。

WALD仕様のトヨタ「ランドクルーザー300」
WALD仕様のトヨタ「ランドクルーザー300」

 ヴァルドは1990年に営業を開始したカーパーツメーカー。エアロパーツやホイールの開発に加え、船舶用インテリアのカスタマイズなども行っています。

 今回のブースに展示していたのは、トヨタ「ランドクルーザー300」のカスタムカーです。

「SPORTS LINE BLACK BISON EDITION」と名付けられたカスタムカーは、ボディ全体を深い黒で塗装しています。元々大きなランドクルーザーをさらに肉厚に見せています。

 追加したボディーパーツは、フロントスポイラー、フロントグリル、リアスカート、リアオーバーフェンダーなどです。これらはランドクルーザーの印象を損なうことなく、一層パワフルなデザインに仕上げています。

 また、フロントボンネットは、しわの寄ったようなデザインを採用。黒ボディと相まって、よりタフな印象に仕上がっています。

 スタッフはこのカスタムのコンセプトについて「重厚感のあるデザイン」と回答。来場者からは「色のインパクトとそのデカさに驚く声が多かった」といいます。また、サイドから出ているマフラーにも多くの人が注目をしていたそうです。

※ ※ ※

 ランドクルーザーはトヨタ「BJ型」から始まったシリーズです。1954年に現在の「ランドクルーザー」に名前が変わり、現在まで生産が続いています。

 現行のランドクルーザーはフラッグシップモデルとしてその進化を担う「ステーションワゴン」、悪路走破性を持ちつつ日常での快適性を付与した「ライトデューティー」、高い耐久性や走破性などオフロード性能を突き詰めた「ヘビーデューティー」の3シリーズに分かれています。300系はステーションワゴンの最新モデルとして、2021年に登場しました。

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Writer: 鈴木伊玖馬

愛知県生まれ。飛行機が好きで航空博物館などを取材するうち、自動車関係の記事や取材も手がけるようになる。ホンダ「シビック Type R」のようなホットハッチが好み。

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