次期型「QX80」な新型「QX Monograph（モノグラフ）」初公開

　2023年12月29日、日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」の中国法人は、新型「QX Monograph（モノグラフ）」を同市場で初公開したことを同社の公式SNSアカウントを通じて明らかにしました。

　同車は、米国カリフォルニア州で開催されたペブルビーチ コンクール デレガンスで世界初公開された新型のコンセプトカーですが、2023年10月24日に東京で開催されたインフィニティのイベントにて次期型「QX80」として登場することが明らかになっていたモデルでもあります。

　QX80は、インフィニティの最上級となるフラッグシップSUVです。2010年に登場したモデルで、現在販売されるのは2度目のマイナーチェンジを受け、2018年に登場した後期モデルです。

　ボディサイズは、全長5340mm×全幅2030mm×全高1925mmと、現在のインフィニティのラインナップの中でも最大のサイズを誇ります。

　エクステリアは、大型SUVならではの優雅かつ迫力あるデザインに仕上がっています。インテリアは、レザー素材やキルティングが多用され、最上級SUVらしい上質感高いラグジュアリーな雰囲気を放ちます。

　パワートレインは、最高出力400馬力・最大トルク560Nmを発揮する5.6リッターV型8気筒エンジン。これに組み合わせるトランスミッションは、7速ATで、後輪駆動もしくは全輪駆動（4WD）を選択可能できます。

　前述の通り、そんなQX80の次期モデルとしてその存在が明らかにされていた新型QX Monograph。今回中国でも初公開を迎えたということは同モデルも中国市場で展開されると見ていいでしょう。

　エクステリアは、これまでのQX80に備わっていた力強いプロファイルと、刺激的なディテールが注入されたミニマルなデザインを継承。

　インテリアは、豪華な素材と最先端のテクノロジーが組み合わされ、3列すべてに並外れた快適さと利便性が提供されるとインフィニティは説明します。

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　前述の2023年10月24日に東京で開催されたインフィニティのイベントでは、新型QX80の登場は2024年とされていました。まもなく登場すると思われる最上・最大級のSUVの続報に注目です。