2023年12月8日から11日にかけて開催された大阪モーターショーに、ROHANが「ヴェルファイア」コンプリートカーを展示しました。「パーツは型から作った」という、このこだわりのコンプリートカーを詳細に見てみましょう。

　ROHANは奈良県を本拠地とするカーショップです。三重県や埼玉県、香川県などにも同社の製品を取り扱う店があるほか、2023年12月には愛知県半田市に直営の支店がオープンしました。

　これまでに展開しているコンプリートカーは、トヨタ「アルファード」「ノア」「ヴォクシー」「プリウス」など。また、ショップオリジナルの塗料やラッピングシートなども販売しています。

　そのROHANのブースに展示されていたのが、「ヴェルファイア」の新作コンプリートカーです。ボディカラーはインパクトのある黒とし、ベースの「ヴェルファイア」をよりクールに見せています。

　注目は「型から作った」と語るエアロパーツです。装着している箇所はフロント、サイド、リア。追加パーツながら、ヴェルファイアの元々のボディラインが崩れぬよう微調整されています。

　具体的にはベース車両の印象を保つよう、各パーツはボディの延長線上に配置されるようになっているそうです。そのため、ヴェルファイアの印象は大きく変化していません。しかしそもそものデザインを強調し、よりタフでクールな印象に仕上げています。

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　ヴェルファイアは2008年、2代目アルファードと一緒に登場した兄弟車です。2015年1月にはアルファードとともに、2代目へとフルモデルチェンジを果たしました。

　現行モデルは2023年6月に発表されたばかりの3代目です。アルファードに比べ、よりスポーティな部分が強調されており、エクステリアは一層堂々としたスタイルに変化。また、走行自体も一層パワフルに進化しています。